冬は風邪をひきやすい季節というのは、昔からの定説ですが、なぜ、冬に風邪をひきやすくなるなってしまうのでしょうか?
答えは「乾燥」です。
風邪と呼ばれる疾患の9割方はウイルスによって起こりますが、冬にウイルスが特に多くなるというわけではなく、空気が乾燥していることでウイルスの活動が活発になります。
湿度がある時は水分によって、空気中に漂っているウイルスも落ちてしまいますが、乾燥していると落ちないので、口や鼻などから体内に入りやすくなり、抵抗力が落ちていると風邪の症状が出てきてしまうというわけです。
風邪はひきたくなくても、引いてしまうことがありますが、そんな時は昔から言われているように「風邪のひき始め」にどんな対処をするかでその後の経過が変わってきます。
筆者も以前はよく風邪をひきましたが、ここ数年は風邪をひき込んでしまうことが無くなりました。
それは、風邪のひき始めの対処を徹底したからなんです。
そこで今回は、風邪でも仕事や家事が休めない方のために、筆者が行っている風邪のひき始めに行う対処法をご紹介しようと思います。
効果絶大!風邪のひき始めの対処法
風邪はある日突然、症状を表しはじめます。
筆者がよくあるのが、朝起きた時、喉がイガイガするなどの違和感を感じたり、いつもよりも体が重く感じたりすることです。
こういった症状が出たら、それが風邪のひき始めと捉えて、放っておかずに迅速に対応しています。
とにかく初動が最も大切です。
まず最初にすることは、仕事の合間に薬局に出向き「喉スプレー」と「液体風邪薬」と「栄養ドリンク」を買ってきます。
喉スプレーは何でも良いので、一番安い物を買っています。
液体風邪薬は、葛根湯の場合が多いです。
栄養ドリンクは、ユンケルと決まっています。
筆者はこれを「風邪のひき始め三点セット」と呼んでいます。
風邪薬と言うと、総合感冒薬などを思い浮かべますが、経験上、風邪のひき始めは総合感冒薬よりも、喉スプレーと液体風邪薬と栄養ドリンクの方が良い気がします。
最初に液体風邪薬を飲みます。
次はある程度、時間を空けて栄養ドリンクを飲みます。
特に肝心なのが喉スプレーで、とにかく頻繁に喉にシュッシュッとスプレーします。
数えたことはありませんが、10分おきくらいにスプレーしていますので、1時間に5~6回はしていると思います。
それを1日中繰り返しますので、その日の夜には喉スプレーの液体が半分くらいになっていることもあります。
それくらい頻繁に喉スプレーをすると、ほとんどの場合、寝る頃には喉の痛みや違和感が無くなっていることが多いです。
もちろん寝る前にも、液体風邪薬を飲んで寝ますが、翌朝には改善していることがほとんどです。
風邪のひき始め三点セットの注意点
筆者は喉スプレー、液体風邪薬、栄養ドリンクの風邪のひき始め三点セットで、1日でほぼ確実に風邪の症状が改善されていますが、注意点があります。
それは…
- 2日目になっても症状が改善されない時
- 熱が出てしまった時
の2つです。
この場合、ウイルスを撃退できなかったわけですから、総合感冒薬を飲むか病院に行って薬を処方してもらうべきだと思います。
つまり、風邪のひき始め三点セットは風邪かな?と思った初日の対処法ということです。
風邪のひき始め三点セット対処法は筆者が毎年やっていて、効果を感じている方法ですので、風邪を引いても、仕事や家事は休めないという方は試してみてくださいね。
ただし、あくまでも筆者には効果があったということでご紹介していますので、試してみる場合は自己責任でお願いします。
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