暑い夏で困ることのひとつに何もしなくても吹き出してくる汗があります。
汗をかくのは、体のシステム的に考えれば、体温を下げる役目がありますので、悪いことではありませんが、出勤や外回りの仕事などで人と接する時にあまりにも大量の汗というのは、ちょっと困りますよね。
そんな時の汗対策として、多くの方が利用しているものが「制汗剤」ですが、制汗剤よりも安くて効果バツグンと世間の注目を集めているのが、ミョウバン水です。
そこでミョウバン水の効果と作り方、使い方をまとめてみました!
ミョウバン水とは?
まずは主役のミョウバン水とは何か?を簡単に説明しておきます。
ミョウバン水というのは、ナスの漬物の発色などに広く使われている食品添加物のミョウバンを水に溶かしたものをいいます。
ミョウバン水の効果
ミョウバン水の効果は、食品の発色のほか、細菌を除去する殺菌作用、組織や血管を縮める収れん作用、汗を抑える制汗作用などがあることがわかっていて、化粧品や薬品にも使われています。
このミョウバン水を使った制汗剤が、メーカー製の制汗剤よりも、制汗効果も高いや作用時間も長いということで、注目を集めています。
ミョウバン水の作り方
ミョウバン水の作り方は非常に簡単で、用意するのもは、焼きミョウバンと水道水と500mlのペットボトルだけです。
焼きミョウバンはスーパーやドラッグストアで100gで200円前後で売られています。
- よく洗って乾燥させた500mlのペットボトルに水道水を400ml程度入れます。
- そのペットボトルに焼きミョウバン20g(大さじ2)入れたらペットボトルがいっぱいになるまで水を入れます。
- 焼きミョウバンが溶けるまでよく振ってから、冷暗所で2~3日寝かせます。
これでミョウバン水の原液の出来上がりです。
注意点としては、焼きミョウバンを溶かす水をミネラルウォーターなどの方が良い感じがしますが、腐敗防止のために塩素が入っている水道水を使用してください。
その後は冷蔵庫に保管することで1ヶ月程度は使えます。
ミョウバン水の使い方
2~3日寝かせたミョウバン水は原液なので、そのまま使うとちょっと強いので、肌に使用する時は原液1に対して、水道水10~30倍に薄めて使います。
100均などで売られているスプレー容器に原液を入れたら、その10~30倍の水道水を入れれば出来上がりですが、ご自身の肌に合うかどうかを確かめるために、まずは30倍に薄めてから、徐々に濃くしていくことをおすすめします。
ミョウバン水スプレーをワキや手、首筋などにスプレーするだけです。
朝シャワーをした後にスプレーして出勤すると、汗のかき方やニオイの減少が1日持つという方もいますので、合う人にとってはかなりの効果が期待できそうです。
かかる費用も焼きミョウバン100g200円とスプレー容器100円の300円ほどととても格安で、しかも1ヶ月以上持つわけですから、夏の間に使い切れば良いのでコスパもバツグンです。
ただし直接、肌につけるものですから、合う合わないがある場合がありますので、お試しは自己責任でお願いします。
コメント