日本の風土の特徴のひとつに秋から冬に近づくと、空気が乾燥するということがあります。
これは大陸からの乾いた空気が日本の上空に移動してきて、日本全体をすっぽりと覆うために空気が乾燥するのです。
空気が乾燥していると体感的には気持ち良いと感じる場合が多いものですが、あまりにも乾燥し過ぎることで、体にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
例えば、唇が乾燥してガサガサになったり、ヒリヒリしたりということもありますし、胃腸が悪いと口の横が裂けたり、口内炎になってしまったりと口元のトラブルは意外と多いものです。
実は筆者も口内炎になりやすく、唇の乾燥もひどいので、秋から冬にかけては、原因を作らないように注意しています。
そこで今回は、口内炎ができやすかったり、唇が荒れやすいという方に筆者が行っている対策をご紹介しますね。
口内炎になりやすい場合の対策
口内炎になってしまう原因にはいろいろあるようですが、個人的にできることは「清潔」と「栄養」です。
まずは口の中を清潔に保つように心がけていますが、手軽にできるのが「マウスウォッシュ」でよく使いますし、うがいも頻繁にしています。
また、体調も悪かったり、睡眠不足、疲労がたまってるとき、さらにビタミンが十分に取れていない時などに口内炎になりやすいものです。
まずは夜にしっかり寝ることは第一で、食事もビタミン類を不足させないようなバランスを考えた食事にすることで、口内炎だけでなく、風邪の予防にもなります。
それでも、不足しがちな栄養というものが出てきてしまいますが、その場合はサプリメントや野菜ジュースなどを取り入れるのもおすすめです。
秋から冬にかけて、毎日欠かさず食卓に並ぶものの一例を挙げますと、ヨーグルト、納豆、卵、緑黄色野菜です。
唇が荒れやすい場合の対策
唇は非常にデリケートで、乾燥はもちろん、紫外線や刺激物など、いろんなことで影響されて荒れたりします。
冬だけでなく、夏でも、海水浴などで紫外線に当たり続けていたり、エアコンが効き過ぎているような場所に長時間いると唇の乾燥が気になりますよね。
唇の荒れに対しては最重要なことは「保湿」で、唇を保湿するために最も手軽なのが「リップクリーム」です。
唇の荒れがひどい時には、リップクリームを塗った上から、さらにサランラップをカバーをするのも良いです。
つまり唇が荒れやすい人にとってみると、リップクリームは必需品です。
また、空気が乾燥している時は唇だけでなく、体全体で水分を摂る必要があります。
夏と比べる汗をかかないので、水分補給を忘れがちですが、例えば、体調が悪く、下痢をした時などに、口もカラカラに乾いてしまうことがありますが、それは体全体の水分が不足しているからなのです。
また、口元は体調の変化を表すサインが出る場所とも言われていますし、特に乾燥の季節は見逃しがちになりますので、体調不良のサインを見逃すことの無いよう、しっかり注意して生活していきたいものです。
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