スポンサーリンク

当ページのリンクには広告が含まれています。

PM2.5に対応できるマスクはコレ!N95とDS2の性能や違いについて

ヘルスケア

春先なって陽気が良くなると気分がアップしてくるものですが、良いことばかりではありません。

そのひとつが近年、騒がれている「PM2.5」です。

20160110pm25

この記事でも触れていますが、PM2.5というのは、非常に小さな物質「微粒子」で大気中に浮遊しているもので、呼吸をすれば自然と体内に入ってきてしまいます。

自然のものではありませんから、体内に入り込めば、当然、身体に悪影響を及ぼしてしまうことが懸念されています。

特にアレルギー体質の方や子供、ご年配の方などは呼吸器系の健康被害が出ることがあります。

PM2.5を防ぐための最も手軽な対策は「マスク」です。

今回は、PM2.5に対応できるマスクについて調べてみました。

PM2.5対応マスクとは

一口にマスクと言っても、普通のガーゼマスクや不敷布マスクでは、非常に小さい物質のPM2.5は防げません。

小さい物質のため、ガーゼや不敷布の隙間をすり抜けて、体内に侵入してきてしまうわけです。

つまり、PM2.5の体内への侵入を防ぐにはPM2.5を通さない特殊な性能を持つマスクを着用することになります。

PM2.5を通さない性能を持つマスクには「N95」という規格と「DS2」という規格があります。

N95とDS2の違い

一般的に知られているのは「N95規格」ですが、これはアメリカのNIOSH(米国労働安全衛生研究所)によって定められた規格です。

山本光学 YAMAMOTO N95 / DS2 7700 防じんマスク N95 折りたたみタイプ

N95という名称は性能を表しています。

N:耐油性なし

95:0.1~0.3マイクロメートル以内の微粒子を95%以上除去

PM2.5は、2.5マイクロメートルですから、N95のマスクを通り抜けることはできないということです。

また「DS2」という規格もありますが、この規格は日本の厚生労働省が定めている規格の中のひとつで、やはりPM2.5を95%以上防ぐことができる性能を持っています。

[N95同等品] 3M(スリーエム) 防じんマスク 8805-DS2 10枚

つまり、N95とDS2の違いは、規格を定めた元がアメリカか日本かだけの違いで、性能的にはどちらも同じと考えて間違いありません。

N95とDS2着用時の注意点

PM2.5を防ぐ最も手軽な対策は、N95規格かDS2規格のマスクを着用することですが、どんなにPM2.5を防ぐ性能があっても、正しく着用しなければ意味がありません。

まずは顔のサイズに合ったマスクを選ぶことが、最も重要で、顔が小さい子供には子供用のマスク、成人には成人用のマスクを選びます。

幸いなことに、N95やDS2のマスクは各メーカーから、さまざまな種類やサイズが発売されていますので、どんな人でも合うマスクが選べます。

ただし、あまりにも安いものだと性能が劣る場合もありますので、性能や口コミなどをよく吟味してチョイスすることが大切です。

次にマスクの着用方法ですが、着け方はマスクのパッケージを参考にするのが最も適切なので、ここではポイントだけを抑えておきましょう。

正しい着用方法のポイントは、鼻と口を完全に覆うことです。

特に鼻と頬、口と顎は凹凸があり、隙間ができやすいので、意識してしっかり覆うことが重要なポイントになります。

デメリットとしては、普通のマスクと比べるとフィルターの目が細かいので、少々、息苦しく感じる場合があります。

ただし、これは次第に慣れてきますので、慣れるまでの辛抱だと思ってください。


PM2.5は、吸い続けると身体に重大な悪影響を及ぼしてしまう場合がありますので、できる対策はしっかりしておくに越したことはありません。

特に免疫力の弱い子供やご年配は、影響を受けやすいものですので、きちんとケアすることを心がけた方が良いかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました