春は新しい環境で新しい生活を始める方も多いと思いますが、実は筆者も昨年の春に引っ越しをして新生活を始めました。
新居に引っ越す前に荷物をまとめたのですが、あまりにも必要ないものが多くてビックリ!
いくら長年住んでいたとはいえ、どこにこんなにも荷物があったのか不思議なくらいだったのですが、どうせ新しい生活を始めるなら、断捨離をしてしまおうと、不必要だと感じたモノは思いきって捨ててしまいました。
それから1年ほど経過しましたが、生活の中でモノが無くなったことで困ったと感じたことは一度もありません。
それだけでなく、引っ越し前は満杯だった部屋の収納も引っ越し後は入れるモノが無いので、スペースが余っています。
モノが少ないので、何がどこにあるかもすぐにわかるからか、ストレスも感じません。
今回は新生活に伴って断捨離を始めようと考えている方に、断捨離のやり方をご紹介しておきますね。
断捨離とは
そもそも断捨離と何でしょうか?
断捨離というのは、必要ないモノを減らして、人生を豊かにする生活術のことを言います。
断捨離という言葉は、ヨガの「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」から来ているもので、やましたひでこさんの著書『新・片づけ術「断捨離」』から一般に広まったとされています。
断捨離の意味
断捨離の意味というと「捨てる」ということだと思いがちですが、断捨離の文字一文字一文字に意味があります。
断:入ってくるモノを断つ
捨:不必要なモノを捨てる
離:モノへの執着から離れる
という意味を持っています。
断捨離のやり方
断捨離の初めの一歩は、まずモノへの執着から離れることだと思います。
モノが増え続けてしまう原因は「もったいない」とか「いつか使う」などがありますが、これはほとんどの場合は間違いです。
こういったモノへの執着を捨てることが最初の断捨離だと思っています。
次に最も肝心な「捨てる」に入るわけですが、ここが一番難しいところで、断捨離を始めたいけど、何を捨てて、何を残しておくのかがわからないという方も多いようです。
そんな時は「捨てる基準」を持つを実行しやすくなります。
よく言われている捨てる基準をまとめますと…
- 1年以上使わなかったモノ
- 必要か不必要か迷うモノ
となっていますが、確かに1年以上使わなかったモノはずっと使わない場合がほとんどですし、必要か不必要か迷うモノは迷った時点で必要だとは思えませんよね。
引っ越し荷物をまとめる時にこの2つを基準にすると必要ないものが多いことに驚くと思いますよ。
最後は入ってくるモノを断つということですが、これは言い換えれば、必要なモノ以外は買わない、タダでももらわないということに尽きると思います。
これを意識していれば、不必要なモノが増えることは理論的にはあり得ないわけです。
よく考えると「断捨離」という文字順とは逆の「離捨断」という行程になっていることがわかります。
断捨離の効果
断捨離を始めるとどんな効果があるのか気になるところですよね。
たまに「人間関係が良くなる」や「金銭運が上がる」などの効果があると言われることがありますが、これは風水的な観点という意味合いがあると思います。
筆者が断捨離を実行して良かったと感じたことをまとめますと…
- 部屋が片付く
- 必要なモノが把握できる
- 身軽なので気分が楽
といった感じですが、断捨離の効果についての個人的な意見としては「人それぞれ」だと思っています。
新生活を始める時は、断捨離を始める絶好のチャンスですから、余計なモノを捨てて、部屋も心もスッキリした状態で、身軽なシンプルライフをスタートさせてみてはいかがでしょうか。
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