寒い冬を夜でも快適な眠りにつくために必要不可欠なのが、布団用の暖房器具ですよね。
布団用の暖房器具には、湯たんぽ、電気毛布などがありますが、最近気になるのが「電気あんか」です。
電気あんかと言えば、筆者が子供の頃、布団の中に入っていて足を付けるととても暖かく、なんとなく幸せな気分になったことを思い出します。
しかし、布団全体を暖められる電気毛布に変わってからは、電気あんかとは縁が無くなっていました。
しかし、冬の光熱費を少しでも節約したいと考えていて、いろいろ調べてみたのですが、最近では、電気あんかも種類が豊富になってますし、利用の仕方によっては、意外と使い道があることがわかりました。
そこで今回は、電気あんかをもう一度見直してみようと思い、電気あんかのあれこれについてご紹介しようと思います。
電気あんかの電気代
冬の光熱費の節約ということで、電気あんかに注目したわけですから、最も気になるのが、電気あんかの電気代です。
電気あんかの消費電力は30~60Wくらいまでありますが、いろいろな情報をまとめますと、1時間あたり1円にも満たない場合がほとんどです。
仮に1時間1円と考えれば、8時間使っても8円にしかなりません。
1ヶ月間、毎日8時間使用したとしても240円と激安で、冬の間を3ヶ月と仮定して使い続けたとしても720円にしかなりません。
これほど電気代がかからない暖房器具はなかなか見当たらないのではないでしょうか。
電気あんかの種類
一昔前の電気あんかと言えば、かまぼこのような形の「山型あんか」や全面が平らになっている「平型あんか」が一般的でした。
山型あんか
平型あんか
しかし、最近では「ソフトあんか」なるものに進化していました。
ソフトあんかというのは、普通の電気あんかは固めなのに対し、薄くて柔軟性があるので、背中やお尻に敷いたり、太ももに挟んだりもできます。
イメージとしては、小さなホットカーペットというイメージでしょうか。
ソフトあんか
また、大判ソフトあんかというものもあり、通常のソフトあんかのサイズがタテ25cm×ヨコ30cmくらいなのに対し、大判ソフトあんかはタテ30cm×ヨコ45cmと大きくなっています。
大判ソフトあんか
ただ、安いソフトあんかが2000円以下程度なのに対し、大判ソフトあんかは安くても4000円程度と価格が高くなってしまいます。
とはいえ、安いものは手元スイッチが無かったり、温度調節ができないなど機能面での不便さを感じる場合が多いです。
他にも蓄電させることで、わずらわしいコードを無くした「コードレス電気あんか」なども発売されています。
コードレス電気あんか
コードレスなら持ち運びもできるので、まさに大きなカイロというイメージですよね。
電気あんか&着る毛布で節約!
電気代の安い電気あんかを使って、光熱費を抑えながら暖を取るにはどうしたら良いかを考えてみました。
電気あんかのデメリットは一部しか暖められないということですので、これを補うためにマイクロファイバーやフリースで作られていて暖かいと人気の「着る毛布」を組み合わせるという方法を思いつきました。
布団に入る前に電気あんかを「強」にして暖めておいて、寝る時にオフにします。
そして、パジャマの上に着る毛布を着ておいて、布団に入れば、足元は暖かいままですし、万が一、布団を剥いでしまっても、着る毛布を着ているので、寒さから守れるという計算です。
ちなみにこの方法を思いついたきっかけは、狭い子供部屋の暖房をどうするかに頭を悩ませていたことがきっかけでした。
部屋が狭く、洋服や雑貨などが乱雑に置いてあるため、ファンヒーターや電気ストーブは危険で置けない状況で、最初は1人用こたつを考えたのですが、それよりもソフトあんかなら、体のどの部分でも暖められるし、危険も少なく、電気代も安いというメリットづくしということに気づいたわけです。
電気あんかは、購入金額もランニングコストも安く、ちゃんと暖を取れますので、コストパフォーマンスは非常に良い暖房器具ということがわかりました。
これを機会に電気あんかを見直してみてはいかがでしょうか。
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