その昔、コーヒーは喫茶店で飲むものでしたが、ファミレスやファストフード店に変わり、スターバックスコーヒーや2013年に大ヒット商品にもなったコンビニコーヒーの台頭で非常に手軽に美味しいコーヒーが飲めるようになりました。
そして今主流とも言えるのが、家で飲む本格コーヒーでその人気を裏付けるようにコーヒーに合うビスケットやコーヒーに合うチョコレートなど、コーヒーを主役にしたスイーツの種類も増えています。
その流れに一役買ったのがネスカフェバリスタの存在ではないでしょうか。
ネスカフェバリスタは、いわゆるコーヒーマシンでテレビCMで頻繁に流れてしましたので、名前は聞いたことがあるという方も多いと思いますが、とても人気があります。
人気の秘密は本格的なコーヒーが家で手軽に飲めることですが、そのためのコーヒーマシンが無料で使えるということからコーヒーを毎日飲む人を中心に大注目されたようです。
実は筆者もコーヒー好きで、1年365日コーヒーの飲まない日はありません。
しかし、コーヒー豆がどうのと味にこだわる通やマニアとは違い、普通にコーヒーの香りと味がすればホッと一息つけるというタイプですから、夏はボトルコーヒーでアイスコーヒー、冬はインスタントコーヒーでホットコーヒーを飲みます。
以前はコーヒーメーカーで落として飲んでいましたが、朝の忙しい時間帯はちょっと厳しいので、手軽なインスタントコーヒーやボトルコーヒーに変わっていきました。
そして「ネスカフェバリスタ」という名前を頻繁に聞くようになってからは密かに興味を持ってはいたものの調べてみることはしていませんでした。
ところが最近になって「ネスカフェドルチェグスト」や「ネスカフェバリスタアイ」などという新しい名前も聞くようになって、さらに興味が湧きましたのでどんなものなのかを調べてみました。
バリスタとドルチェグストの違い
まずバリスタとドルチェグストの違いは何か?ということですが、難しいことが省略してポイントだけを簡単にまとめてみました。
バリスタ
5種類の本格コーヒーが専用カートリッジと簡単なボタン操作だけで作ることができるコーヒーマシンです。
作れるコーヒーは以下の通りです。
- ブラック
- ブラック(マグサイズ)
- エスプレッソ
- カプチーノ
- カフェラテ
※バリスタのバージョンアップ版とも言える「バリスタアイ」は機能は同じですが、スマホアプリと連動していて、濃さや泡立ちを調整できたり、ポイントが貯まったり、離れて暮らす家族や友人とつながると言った機能が装備されています。
バリスタ本体の価格は定価5980円(税込)、バリスタアイの価格は定価7980円(税込)となっています。
ドルチェグスト
15種類のコーヒー&カフェメニューが専用カプセルと簡単なボタン操作だけで作ることができるコーヒーマシンです。
作れるコーヒー&カフェメニューは以下の通りです。
- オリジナルブレンド
- モカブレンド
- リッチブレンド
- カフェオレ
- レギュラーブレンド(ルンゴ)
- ローストブレンド(ルンゴインテンソ)
- レギュラーブレンドカフェインレス
- アイスコーヒーブレンド
- エスプレッソインテンソ
- カプチーノ
- ラテマキアート
- ソイラテ
- ティーラテ
- 宇治抹茶ラテ
- 宇治抹茶
- チョコチーノ
- スペシャリティーコーヒールワンダ(数量限定)
ドルチェグストには4種類あり、本体価格はピッコロプレミアム定価4980円(税込)、ジェニオ2プレミアム定価9800円(税込)、ジェニオ2(プレミアムのミニサイズ)定価9800円(税込)、エクリプス(数量限定)定価18800円(税込)となっています。
4種類の違いを簡単に説明しておきますと廉価版モデルのピッコロプレミアムは手動、ジェニオ2プレミアム&ジェニオ2は自動、エクリプスはタッチパネル操作といった感じで作れるコーヒーメニューに変わりはありません。
このようにバリスタとドルチェグストの最大の違いは「コーヒーメニューの種類」ということになるようです。
コーヒーマシンが無料で使える条件
バリスタやドルチェグストがあれば、自宅で本格的なコーヒーやカフェメニューが楽しめるわけですが、ある条件を満たせば“無料で使える”ので、わざわざ本体を購入する必要はありません。
この無料で使えることも人気になった理由のひとつだと思いますが、そのための条件はたったひとつ「専用カートリッジ&専用カプセルの定期お届け便」で申し込むことです。
定期お届け便というのは、初回に一度申し込むだけで1ヶ月ごと、2ヶ月ごと、3ヶ月ごと、4ヶ月ごとなど定期的に専用カートリッジや専用カプセルが送られてくるサービスです。
この定期お届け便を利用することで、バリスタやドルチェグストが無料で使えるというわけです。
注意点としてコーヒーマシンはレンタルの場合ともらえる場合があり、レンタルの場合は定期お届け便を解約した時に返却することになりますが、もらえる場合は解約しても返却する必要はありません。
どちらが良いかは個人の価値観によりますし、使用中にはどちらも差はありませんが、個人的な意見としては故障した時のことを考えると無料で修理をしてくれるレンタルの方が良い気がします。
バリスタの最低限のコストはいくら
コーヒーマシンが無料で使える定期お届け便で申し込む場合は家族の人数や1日に何杯飲むかによって、専用カートリッジや専用カプセルの1回分に届けてもらう量は変わってきます。
しかし、コーヒーを飲むのは不定期だけど飲むなら美味しいコーヒーが飲みたいという方や1人暮らしでそんなに量はいらないという方にとって気になるのは、1杯あたりのコストや月々にかかる費用など維持するための最低限のコストではないでしょうか。
そこで毎月最低いくら払えばバリスタが無料で使い続けられるのかを調べてみました。
バリスタは現在、無料で使うことはできずに割引購入のみとなっていて、無料で使えるのはバリスタアイとなっていますから、バリスタアイを無料レンタルする場合で考えてみます。
バリスタアイを無料レンタルするには「コーヒーカートリッジお届け便」に申し込まなくてはいけません。
このコーヒーカートリッジお届け便の最低条件は1回あたり、1本以上のエコ&システムパック(専用カートリッジ)の購入が条件となっています。
最も安いエコ&システムパックは通常価格708円(税込)の「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック 70g」が定期便で558円(税込)になります。
ただし4000円未満の注文には全国一律450円の送料がかかります。
558円+450円=1008円
そして3回以上の継続が条件ですから1008円を1ヶ月ごとの定期便で注文しますと…
1008円×3ヶ月=3024円
つまり最低3024円払えばバリスタアイを無料で使い続けることができるということになります。
ちなみに1日1杯のコーヒーで2gの粉を使い、30日間飲んだ場合のコーヒー1杯あたりのコストは…
1008円÷30日=33.6円となりますが、1回の注文で4000円以上にすれば送料分が無くなりますので、1杯あたりのコストはさらに安くなります。
その他の詳しい条件はネスカフェ公式サイトでご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カフェで飲むような本格的なコーヒーが安くご自宅で飲めるというのはコーヒー好きにとっては非常に魅力的ですよね。
実はこの他にもネスカフェドロップというコーヒーマシンも無料レンタルできるのですが、選択肢が多すぎても迷ってしまいますので、ここではバリスタとドルチェグストに絞って調べました。
そしてここでご紹介した方法はキャンペーンのひとつですので、いつ終了するかは不明です。
万が一、無料レンタルのキャンペーンが終了してしまっていても、ネスカフェでは時期によってさまざまなキャンペーンを行うことがありますから、あきらめずにネスカフェの情報にアンテナを貼っておけばまたチャンスが巡ってくるかもしれません。
この記事があなたのコーヒーライフの一助になれば幸いです。
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