2月というのは1年で最も寒い時期で、朝の冷え込みもきつく、布団から出るのも気合いが必要になりますよね。
車通勤をしている人でそんな寒い朝に困るのが、車のフロントガラスの霜ではないでしょうか。
同じような冷え込みでも、車のフロントガラスが霜で覆われてしまう時とそうでない時がありますが、それは風が吹くか吹かないかで変わってくるようです。
風が吹いている時は霜は降りないのですが、風が吹いていない時は、ほぼ確実に霜が降りています。
そんな時に一番手軽で簡単な方法は「暖気運転」をしておくことです。
出発する15~20分くらい前に車のエンジンをかけておき、フロントガラスに向けてヒーターのスイッチを入れておけば、霜はきれいに取れています。
しかし、駐車場まで遠いとか、朝早くて近所迷惑になるなどの理由で暖気運転ができない場合もありますよね。
そこで今回は、暖気運転ができない場合の車のフロントガラスの霜取り対策のご紹介と筆者がやってみて、最も手軽で簡単な霜取り方法をご紹介しようと思います。
お湯をかける
霜を溶かすためには、フロントガラスを暖めれば良いわけだからということで、お湯をかける場合があると思いますが、これはおすすめできません。
熱いお湯をかけると温度差でフロントガラスが割れる可能性も否定できないばかりか、冷え込んでいる時はお湯を掛け終わったそばから、お湯が冷えると同時に薄い氷になってしまいます。
忙しい朝にお湯を沸かすという手間をかけるだけムダということですね。
酢をかける
夜のうちにフロントガラスに酢をスプレーしておくと霜が降りないと言われています。
これは酢に含まれている糖分などの揮発しない成分がフロントガラスに膜を作るため、霜が降りにくいと考えられています。
酢をスプレーし忘れても、朝になって酢をかけると早く霜を溶かすことができるようです。
解氷グッズを使う
解氷スプレーや凍結防止カバーなどの解氷グッズを使えば、確実に霜防止にはなります。
解氷スプレーをフロントガラスに吹き付ければ、すぐに霜取りができますし、事前にスプレーしておけば、霜を防ぐこともできるようです。
ただし、消耗品ですので、使い切ってしまう前に準備をしおかなくてはいけません。
また、夜のうちに凍結防止カバーをフロントガラスにかけておけば、確実に霜を防止できます。
しかし、事前の準備に一手間かかりますし、かけ忘れてしまえば意味がありません。
霜取り用スクレイパーを使う
霜取り用スプレイパーというのは、アイススクレーパーと呼ばれていて、霜が付いたフロントガラスを擦って霜を取り除きます。
アイススクレーパーを車内にひとつ用意しておけば、事前の準備も必要ないのですし、消耗品でもないので、急な霜にも対応できます。
種類も豊富ですし、100均でも売られていますので、霜対策グッズとしては最も安く入手することができます。
筆者は酢以外はすべて試してみましたが、一番手軽で確実に霜が取れるのがアイススクレーパーでした。
効果とコスパを考えるなら、アイススクレーパーが最もおすすめな霜対策です。
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