秋の休日に誰でも楽しめることのひとつに紅葉があります。
紅葉は北の寒い地方から始まって、徐々に南下してくるものですので、時期を考えながら行く場所を考えれば、何度も紅葉が見られます。
人気の紅葉スポットであれば、赤、黄、橙に色づいた葉が見事に折り重なって、絵と見まごうほどの景色が見られます。
でも、あえて人気の紅葉スポットに出かけなくとも、あまり知られていないような山あいに行けば、手付かずの紅葉が見られることもありますので、自分だけの紅葉スポットを探してみるのもいいかもしれませんね。
実は筆者も紅葉を鑑賞しに行こうといろいろ調べていたところ「もみじの天ぷら」という見慣れない言葉を見つけました。
この言葉を見て、まずはじめに思ったことは「もみじって食べられるの?」ということでした。
「もみじは見るもの」という固定概念があったので、天ぷらという言葉との違和感がぬぐい切れなかったので、今回はもみじの天ぷらについて、調べてみました。
もみじの天ぷらとは?
もみじの天ぷらは、大阪の箕面にある紅葉の名所、箕面大滝の名物として知られていて、滝に続く道の両側には、もみじの天ぷらを売っているお店が軒を並べています。
紅葉スポットの珍しいお土産として、観光客に人気があるようです。
もみじの天ぷらの歴史は古く、1300年も前の修行僧が紅葉の美しさに目を惹かれ、油で揚げて旅人に提供したのが、始まりだと言われています。
それがお土産になったのは明治時代と言われていますので、大阪商人のたくましい商魂で作り出したものではなく、ちゃんとした歴史のある食べ物なんですね。
もみじの天ぷらの味は?
天ぷらと聞くと衣をつけてから、油で揚げて、天つゆにまぶして食べたり、そばやうどんと一緒に食べたり、丼に乗せて食べたりするものですが、もみじの天ぷらは少し違います。
衣をつけて油で揚げるところまでは、同じですが、天ぷらのようなサクッという感じの衣ではなく、カリッという感じの衣になっていて、ほんのりした甘さがあり、かりんとうの味が一番近いようです。
つまり、天ぷらと言ってもご飯のお供になるものではなく、スナック感覚のお菓子という感じの食べ物なんですね。
もみじの天ぷらは自宅で作れる?
もみじが食べられると言って、紅葉を見に行ったついでに落ち葉を拾ってきて、天ぷらにして食べようと思う方もいらっしゃると思いますが、それは無理かもしれません。
まあ、落ち葉を拾ってきて天ぷらにしても食べられないことはないとは思いますが…
もみじの天ぷらは想像以上に手間ひまがかかっているようです。
まず、秋に黄色く色づいた状態のもみじをきれいに洗ってから、塩漬けにして1年以上寝かせます。
それから塩抜きをしてから衣をつけて揚げ、しっかり油を切ってからやっと食べられるようになるそうです。
もみじの天ぷらなら通販で十分!
もみじの天ぷらを食べてみたい方は自分で作るのではなく、日本全国どこでも通販で購入できます。
また、秋だけでなく一年中食べられますので、一風変わった贈り物をしたいという時にも良いアイテムだと思いますよ。
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「もみじの天ぷら」という言葉を見た時は、食欲の秋だからって紅葉まで食べるの?と思いましたが、通常の天ぷらとは違い、お菓子のような感覚で食べられるので、もみじの天ぷらをつまみながら紅葉を見るというのも、案外オツで良いのかもしれませんね。
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