秋の日本の伝統行事といえば、七五三ですよね。
子供が着物を着て、髪型をアップにしているのを見ると、かわいくて微笑ましいものです。
当然、写真を撮るわけですが、その時の小道具で無くてはならないのが「千歳飴」です。
千歳飴を子供に持たせるのは、子供の長寿を願ってのことだと言われています。
子供にとっても、普段はあまりお目にかかれない長い飴ということで、珍しさも手伝って、うれしいものです。
しかし、この千歳飴、全部食べきれることってほとんどないのではないでしょうか。
我が家の子供の七五三の時も、千歳飴を持たせましたし、写真撮影の後、食べさせましたが、案の定、三分の一も食べずに飽きてしまいました。
そこで今回は、どうしても余ってしまう千歳飴をリメイクして、有効活用しようということで、どんなものができるのかを調べてみました。
それを簡単に作れる順番にでご紹介しますので、千歳飴の再利用を考えている方は参考にしてみてください。
千歳飴を使ったホットミルク
一番簡単な千歳飴のリメイクは、ホットミルクです。
作り方は、鍋に牛乳を適量入れ、細かく砕いた千歳飴も適量入れ、ちゃんと溶けるように徐々に温めれば出来上がりです。
要は砂糖の代用品として、千歳飴を使うということですが、普通の砂糖と違って、水飴やコンデンスミルクが入っていますので、一味違って美味しいですよ。
また、イチゴ味ならホットイチゴミルク、チョコ味ならホットチョコミルクになりますので、お子様も喜びます。
千歳飴を使ったキャラメルソース
千歳飴を水と牛乳で溶かせば、デザートにかけて食べるキャラメルソースが作れます。
作り方は、千歳飴40g、水100cc、熱湯100cc、牛乳100cc、マーガリン20gを用意します。
鍋に水を入れて、沸騰させたら千歳飴を入れて溶かします。
茶色くなってきたら、はねるのに注意しながら、熱湯を少しずつ入れます。
もう一度、沸騰させたら、牛乳とマーガリンを入れ、5分程度、煮詰めたら出来上がりです。
アイスクリームやトースト、パンケーキなどにかけていただきます。
この作り方をちょっとアレンジすれば、ソースではなく、そのまま食べられる生キャラメルも作れます。
生キャラメルの詳しい作り方はこちらに掲載されていますので、参考にしてみてください。
千歳飴を使った料理
千歳飴をリメイクする際の考え方としては、水飴や砂糖の代用品です。
つまり「飴」という概念を捨てて、照りが出る甘味料として捉えることで、いろいろな料理にも使えるというわけです。
例えば、大学芋や煮物、照り焼きなどのタレなどに千歳飴を使うこともできます。
ただし、イチゴやチョコなどの味付きではなく、普通の千歳飴に限ります。
千歳飴を使った料理のレシピはこちらに掲載されています。
千歳飴に限らず、どうしても余ってしまうというものはあります。
そういうものを捨ててしまうのは簡単ですが、ちょっともったいないですよね。
そんな時はネットで調べたり、自分で考えてアイデアを出してみたりすることで、全く新しいものにリメイクできますので、モノを無駄にしないというためにも、いろいろとチャレンジしたいものです。
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