日本という国は、悲しいかな古くから年間を通して様々な自然災害が訪れます。
これから秋に掛けては何本もの台風が発生し、その内の幾つかは小さい日本列島を直撃し、大きな被害をもたらしています。
また、地震や火山の噴火等は、いつ起こっても不思議ではありませんよね。
記憶に新しい大災害と言えば東日本大震災です。
午後3時ごろに発生した大地震の影響で、東北だけでなく、広い範囲で被害をもたらしました。
特に東北地方の三陸沿岸に押し寄せた津波の人的被害は私たちの想像を絶するものでした。
未だに行方不明者も多く、辛い日を送っている人も多くいるようです。
ほってんとりチャンネルでは、防災について何度も取り上げていますが、それは「天災は忘れた頃にやってくる」のことわざのように、あの忌まわしい東日本大震災が遠い過去になってしまうことを防ぐためです。
家族単位で防災意識を高めることが、被害を最小限に防ぐことに繋がるのではないかと思っています。
今回は災害時の備蓄食料品や防災グッズを効率的に備蓄できる「ローリングストック」について考えてみたいと思います。
ローリングストックとは?
ローリングストックというのは、災害時の食料品として役に立つ缶詰やレトルト食品などを普段の食事の時にも利用するという考え方です。
備蓄食料品としての缶詰やレトルト食品などを食生活に取り入れて、製造日の古いものから順番に使うことで、いざと言うときに、賞味期限切れおよび消費期限切れになるのを防げます。
食事で使用した分は新しく買い足しておくことで、常に一定量の備蓄ができるので、非常時に家族分の食料品が足りなくなるということを防げます。
ローリングストックの実践
筆者の知人にローリングストックを実践している方がいますので、その方のお話を掲載しておきます。
我が家では、日常的に備蓄していた食料品の見直しや関連するグッズの点検を行います。
基本的には、約3か月分のレトルトパック、レトルトカレー、缶詰類まどを備蓄していますが、時々、消費期限切れ間近の品物を使って様々な料理を作って食べています。
その中には大量の水を入れたペットボトルも備えています。
それを使っては補充してのローリングストックを日常的に行っており、少なくなると補充していつでも使えるように備えています。
また非常時に必需品となる電池もローリングストックで常に管理しています。
その他に非常用持ち出し袋には、貴重品をまとめて入れています。
ベッドの近くに置き、その中には預金通帳、銀行印、実印、生命保険証、土地や家の名義の登記簿等、大切なものだけを大きなショルダーバッグに入れています。
こうして備えていればどんな災害でも対応できると思っています。
これまでに使った事はありませんが、それが長く続くとは思ってもいません。
来る日に備えて9月に入ると意識改革を含めて備えています。
ローリングストックを行うことで、9月だからということではなく、日常的に防災グッズの点検を行えることで、常に防災意識が高まるという隠れたメリットもあるようですね。
備蓄品は防災グッズチェックリストや自宅保存用の備蓄食料品を参考にしてみてください。
コメント
チキンラ○メンのような味付き麺であればお湯がなくても食べられるので(塩気が多いので水が必要ですが…)ペットボトル水と一緒に一つの段ボールにストックして、日常的に週一などで食べてある程度のところで補充するという循環もアリですよ
同じ段ボール内にレトルト米、カレー、その他お菓子などを入れ背負子のように肩ひもをつけておくとすぐ持って逃げられます。台風洪水での避難でも雨が降る前に逃げさえすれば問題なく役立ちました