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災害時には何が必要なのか?いざというときに持ち出す防災グッズをチェック!

小ネタ&裏ワザ

9月1日は防災の日ですが、防災の日とはれっきとした日本の記念日です。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」ことを目的として定められています。

ではなぜ9月1日が防災の日となったのでしょうか。

それは未曾有の被害を出した関東大震災が発生した日だからなのです。

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関東大震災とは?

1923年(大正12年)神奈川県の相模湾沖を震源として、マグニチュード7.9の地震が発生しました。

東京、神奈川を中心に、千葉、茨城、静岡に至るまでの広い範囲にわたって、深刻な被害をもたらしました。

190万人が被災、死者行方不明者の数、10万5千人。

全壊した建物は約11万戸、全焼した建物は21万戸を超えると言われています。

日本の災害史上最大級の被害を与えたのです。

あの、記憶に新しい東日本大震災の犠牲者の数を、はるかに上回る圧倒的な人的被害です。

10万人を超える人の命が、たった一度の地震で奪われてしまうのですから、本当に恐ろしいことです。

防災グッズチェックリスト

まず、災害には自然災害(地震・津波・台風などの風水害)や列車事故やテロなどの人為災害があります。

日本は地震大国とも呼ばれ、人為災害よりも活火山や台風被害などの自然災害に特に気を付けなければなりません。

しかし自然災害はいつ起こるかわからないもので、だからこそ事前からの準備と知識が必要になってきます。

事前の準備と言っても、なにがどれくらい揃えればいいのかというのはあまり知られていません。

実際揃えようと思ってはいるけれど、どうしたらいいのか分からないという方が大勢いらっしゃいます。

最近は防災グッズが一式まとめてそろっている商品が販売されていますが、もし、いざというときに足りなかった!ということになっては大変です。

そこで災害時には何が必要なのか?を再確認しておきましょう。

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  • 食糧

非常食や缶詰など最低でも一日分、一般的には3日分と言われています。

食料は軽くて高カロリーのもの、例えばチョコレートやビスケット、シリアルバーなどが最適です。

1~2リットル×人数分があると良いですが、お年寄りや女性には少し重すぎるかもしれません。

持ち運びする場合は持てるだけ持ちましょう。

250CCのペットボトルを1本入れておくと便利です。

  • 現金

非常時にはお札よりも10円玉や100円玉などの小銭の方が役立ちます。

  • ウェットティッシュ

避難所ではお風呂に入れません。そこで役立つのがウエットティッシュで、体をふくことができますし、ケガをしたときの消毒にも使えます。

  • 医療品

ガーゼや絆創膏、消毒液、マスク、持病の薬や胃薬、解熱薬、目薬、下痢止めなどがあると安心です。

  • 衣類

防寒用にジャージなど羽織れるものは必需品です。またインナーはできるだけ多めの方が良いです。

  • ラジオ

とにかく被災地では情報が入りませんし、携帯電話も通じなくなることが予想されますから、ラジオで情報を集めましょう。

  • 懐中電灯

災害時には電気が止まる場合が多いですし、街に明かりがありませんので夜の暗さは想像以上です。

  • 電池

ラジオや懐中電灯の電源に必要不可欠ですし、東日本大震災の時には電池が足りなくなったことは有名です。

  • マッチ・ライター

災害時には火を起こすことが非常に難しくなりますので、必ず用意しておきましょう。

  • ナイフ・缶切り

五徳ナイフなどの多機能ナイフが一本あれば便利です。

  • 手袋(厚手)

災害時は物が壊れていますので、ちょっと触れただけでもケガをしてしまう場合があります。

  • 毛布・カイロ

防災用毛布ですとコンパクトで運びやすい形状になっています。

  • その他あると便利なもの

筆記用具、ラップ、アルミホイル、簡易食器、ろうそくなども用意しておけばベストです。

この他に個人で必要なものを入れてください。

赤ちゃんや幼児がいる方は哺乳瓶、ミルク、おむつ、お菓子を忘れないようにしましょう。

女性は生理用品です。

東日本大震災の避難所で多くの女性が生理用品に困ったという声が非常に多かったようです。

そして忘れがちなのがメガネです。

古いメガネを防災グッズにいれておくと便利です。

そして通帳や印鑑などの貴重品もすぐに持ち出せるようにして防災グッズと一緒に持っていきましょう。

避難所には最低限の物資しかありませんが、今の日本なら1日もすれば支給されますので、それまで持ち出しバッグの中身でしのげるようにしておきましょう。

リュックサックにまとめると両手がふさがらずに持ち運べるのでおすすめです。

もしもの時のためにしっかり準備しましょう。


現在も、東京を中心に巨大地震が来るのではないか、あるいは東南海沖に巨大地震が起きるのではないかという可能性が指摘されており、私たちにとっても、巨大地震に見舞われることは他人ごとではありません。

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地震は、必ずやってくるものと考えて、備えをすることが、本当は大切なのだと思います。

「もし、明日地震が起こったら」と考えてみて、避難の方法や、非常持ち出し袋等の点検などは常に行うことが私たちや家族の命を守ることに繋がるのだと言えるのではないでしょうか。

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