お盆休みやシルバーウィークに旅行に出掛ける人も多いと思いますが、温かい時期ならではの旅行ならキャンプも良いですよね。
大自然の中で、時間を忘れて家族や仲間と取り留めの無い話をするというのも、また楽しいものです。
でも、キャンプをしたことの無い初心者にとっては、テントで寝るってどんな感じ?とか何を用意すれば良いの?などわからないことが多いですよね。
しかしキャンプと言っても、テントを張ってBBQをするだけがキャンプではありません。
キャンプ場には、バンガローやコテージといったテントを張らずに寝泊りできる施設が用意されていますので、それを利用すれば最小限のキャンプ道具を用意すれば、十分楽しめますよ。
そこで今回は、バンガローやコテージについてのお話で、まずはバンガローとコテージの違いについて、簡単に説明します。
バンガローとコテージの違い
バンガロー
バンガローというのは「調理場や浴室、トイレなどの設備の無い木造の簡単な小屋」です。
唯一の設備と言えるのは照明くらいですが、稀に冷蔵庫が設置されていることもあります。
考え方としては、壁と屋根が板張りになったテントといったイメージです。
そのため、利用料金は安いところで1棟1泊3000円くらいからありますが、相場は5000~10000円くらいです。
料金体系は4人用や8人用など、部屋の大きさによって料金が決まっていますが「1人いくら」ではなく「1棟いくら」という料金体系となっていることが多いです。
したがって、4人用なら4人で割れば、1人あたりの金額は非常に安くなります。
食事は食材を持っていけば、BBQもできますが、用意するのが面倒であれば、お弁当やパンなどを持っていけば、わずらわしい準備は必要ありません。
風呂はキャンプ場にシャワーなどが設置されている場合もありますし、キャンプ場周辺の日帰り温泉を利用するというのも一般的になっています。
コテージ
コテージというのは「調理場や浴室、トイレなどの設備がある一戸建ての宿泊施設」です。
部屋は複数あることが多く、テレビやエアコンも設置されている場合もありますので、ロケーションがキャンプ場というだけで、食事なしのホテルや旅館と同じような感覚で利用できます。
そのため、利用料金は安くても12000円くらいで、高ければ30000円を超えることもあります。
料金体系はやはり「1人いくら」ではなく「1棟いくら」となりますが、部屋が複数あるため、大きいコテージでは、数十人収容できるコテージもあり、その分料金は高くなります。
しかし、人数で割れば、ホテルや旅館よりも断然、安くなります。
食事は食材を用意してBBQをするか、簡易的なキッチンが設置されている場合がありますので、食材を持っていけば、さまざまな料理を作ることもできます。
風呂はコテージ内に設置されている場合がほとんですので、心配いりません。
キャンプ初心者におすすめなのは?
バンガローとコテージではどちらがキャンプ初心者におすすめなのか?と言いますと、基本的にはどちらも同じと考えています。
なぜなら、同じキャンプ場にバンガローとコテージがある場合も多く、キャンプ場でやることはどちらも同じですから。
バンガローとコテージのどちらを選ぶかの基準となるのは、キャンプ初心者かどうかではなく、設備と料金です。
つまり「テント泊がしたいけど、準備ができない」という方や「多少不便でも、とにかく安くキャンプがしたい」という方はバンガローがおすすめです。
それに対して「最低限、風呂やトイレは必要」という方や「多少高くても、わずらわしい思いはしたくない」という方にはコテージが良いでしょう。
どちらにしても、キャンプはホテルや旅館では、絶対に味わえない体験ができるのが、最大の魅力と言えますので、未経験の方は是非、体験してみてください。
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