夏のイベントで絶対にはずせないもののひとつに花火大会がありますが、日本人なら夏の夜空に咲く大輪の花を見て感動しない人はいないのではないでしょうか。
友人たちと楽しい時間を過ごすため、またカップルでの思い出作りに花火大会に行く予定があるという方も多いと思います。
しかし、花火大会には花火大会ならでは失敗もあります。
せっかく楽しみにしていた花火大会も、ひとつの失敗のせいで苦い思い出になってしまうこともありますから、なるべく失敗はしないようにしたいものです。
そこで、花火大会でよくある失敗と体験談をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
花火大会でよくある女性に多い失敗
まずは花火大会に行く前に花火大会でよくある失敗を確認しておきましょう。
浴衣にまつわる失敗
花火大会に限らず、夏のイベントで多いのが普段、着慣れない浴衣を着ることによる失敗です。
浴衣での失敗で特に多いものには次のようなものがあります。
電車での移動や人混みの中での移動によって、せっかくキレイに着付けた浴衣が着崩れしてしまったということはよくある失敗です。
こんな時は、通りすがりのおばあちゃんに助けてもらうのが一番手っ取り早い直し方です。
苦しい
帯の締め付けによる窮屈さと想像以上の暑さで、苦しくなってきてしまい、少しも楽しめなかったということもよくある失敗です。
そんな時のために、楽な着替えを持っていくという方もいるようです。
足が痛い
普段、履かない下駄での歩きにくさに加え、鼻緒ずれでの足の痛みが出てしまうということもよくある失敗です。
こちらもサンダルを用意しておいて、耐えられなくなったら履き替える方が多いようです。
花火大会でよくある場所取りの失敗
なるべく良い場所で花火を見たいと思うのは誰しも同じです。
しかし、他の人たちも当然、同じことを考えているわけですから、打ち上げ場所周辺は想像を絶せる混み方をしている場合が多いもです。
人混みで最も多い失敗は、家族や友人とはぐれてしまったということです。
それでも、携帯電話で連絡を取り合えば大丈夫と考えがちですが、これが最大の落とし穴なんです。
これは是非、参考にしていただきたいので、神奈川県在住の30代の女性の体験談をご紹介しておきます。
山下公園花火大会の苦い思い出
横浜でも毎年恒例神奈川県民が楽しみにしている花火大会があります。
七月の横浜の花火大会といったら横浜開港祭の花火大会またの名は山下公園の花火大会!だと思ったのですが、最近では横浜スパーリングトワイライトなんてハイカラな名前に変わっていました。
とはいえ、友達や家族に話すときは、山下公園の花火行く?って聞いてますけどね。
山下公園ていつも混雑必至ですよね。
穴場スポットなんかもありますが、公園のなるべく海際の、打ち上げ地点真ん前で見る光と音の時間差がない、あの胸に振動が伝わってくる迫力があるとないとでは全然違うと思うんです。
なので花火大会へ行く時は半日かけて本気モードで出かけます。
以前私はこの山下公園の花火大会で失敗したことがあります。
それはみんなで花火を見に行こうとなった時に場所取りチームと、仕事で遅れるチームに分かれたことです。
予定では場所取りチームが開始4時間前くらいから良き場所で待機し、仕事で遅れるチームが冷たい飲み物と食料を持って参戦し、完璧なコンディションでド迫力の花火を楽しもうという素敵な作戦だったんです。
しかし仕事で遅れるチームだった私たちが合流しようと携帯を見たところ、画面にはしばらくお待ちくださいの文字が!
こんなの、お正月あけおめメール以来です。
観客数に対して、土地もなくぎゅうぎゅうの状態で全員が友達と連絡を取ろうとしている状態に、電話回線が完全使用不可能になってしまっていました。
特にあらかじめ場所も決めていなかった私たちは(決めていてもきっとたどり着くことは無理でした。もう前に進めない状態…)二度と会うことはできず、私たちは結局目の前に木しか見えない草むらに空いていた空間で腰を下ろし宴会を始めましたが、大量に買い込んだ飲み物と食料は見事に半分あまり、減らなかった荷物をぶら下げながら帰宅したのでした。
後で聞いたら場所取りチームもお腹が空いてしかたなかったといっていましたが、花火はもちろんばっちり見えたようで、花火大会で花火を見れたチームと見れなかったチームの差は歴然、我々は惨敗したのでした。
しかも、そんな私たちを哀れに思った花火を見れたチームの人たちが、自分たちのために買い込んだ食料代を半分出すと言ってきたのです。
とっておいた場所を使わなかったからこれでフェアになるんだと。
しかしこちらもそちらのチームが自分たちのために4時間前に待機してくれたことは変わりないし、これを受けてしまったらますます惨めになってしまうと思い丁重に断りました。
というわけで、もう二度と山下公園の花火大会で合流しようという過ちはするまいと心に誓ったのでした。
あまりの混雑で電話回線がパンクするというのは、盲点でしたね。
これを防ぐには、あらかじめ大まかな場所くらいは決めておいた方が良いのかもしれません。
楽しみに行った花火大会が苦い思い出にならないためには、事前にある程度の計画は立てておいた方が良さそうです。
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