5月の爽やかな陽気が終わるとジメジメした日が続く梅雨に入りますが、梅雨時期になると特に気になるのが「湿気」ですよね。
気温が高く、湿気が多いと人は不快感を感じますが、人だけでなく、カビや結露など部屋にとっても悪い影響を与えてしまいます。
いつも人がいるリビングなどは、除湿機などを使って積極的に湿気対策をするものですが、本当に対策を取らなければいけないのは、実は押入れなんです。
押入れは、普段、使わない物をしまっておける便利な収納ですが、それだけに開け閉めの回数が少なくなるため、湿気の影響をもろに受ける場所と言えるでしょう。
また、室温との温度差で結露しやすい場所でもありますので、湿気や結露を放っておくことでカビや虫の発生を助長してしまいます。
そこで今回は、最低限はしておきたい3つの押入れの湿気対策をまとめてみましたので、梅雨入り前に確認してみてください。
すのこを敷く
押入れ内に直接、物を置くと通気性が悪くなり、湿気が留まってしまいますが、それを防ぐためのグッズが押入れ用のすのこです。
すのこを敷いた上に物を置くことで、通気性が良くなります。
通気性を考えると、物を入れすぎないようにすることも大切です。
湿気取りを置く
市販の湿気取り、除湿剤を押入れ内に置いておくことで、湿気を吸収してくれます。
湿気取りが足りない場合などは、新聞紙を丸めて入れておくのも効果的です。
新聞紙は丸めることで、表面積が増えますので、多くの湿気を吸収してくれます。
扇風機で換気する
あまり開け閉めしない押入れだからこそ、梅雨時期にはこまめに開けて、押入れ内のよどんだ空気を換気してあげることも大切です。
扇風機を押入れに向けて、30分ほど回すことで、押入れ内の湿気を取り除き、湿った押入れ内を乾燥させてくれます。
まとめ
湿気や結露によるカビや虫の発生を抑えるためのポイントは「通気性」と「除湿」です。
このポイントを抑えた最低限の湿気対策が、すのこ、湿気取り、扇風機です。
この3つなら、手間もかからず簡単にできますので、梅雨入り前にサクッとやっておきましょう。
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