暑い夏の定番メニューといえば、スルっと食べられるそうめん、ざるそば、ざるうどんなどがありますが、これらの麺類だけですと暑さを乗り切るにはちょっとスタミナ不足の感じがしませんか?
我が家では、そうめん、ざるうどん、ざるうどんなどの冷やし麺類の時はスタミナ不足を補うために必ず天ぷらを用意しています。
エビやイカ、とり天、豚天、さつまいもなどもおいしいですが、基本的な天ぷらは「かきあげ」です。
かきあげなら冷蔵庫の余ったものや野菜などを千切りにすればなんでも使えますし、いろんな栄養も摂れますので一石二鳥ということで、よく作ります。
でも、天ぷらって家で揚げると料理店のようにサクサクにならないことってよくありますよね?
我が家もべちゃ~となってしまった経験があることから、家庭でサクサクの天ぷらを作る方法を調べたんですが、今回は備忘録も兼ねて下準備から揚げ方までをまとめてみました。
天ぷらをサクサクとした食感にするコツ
- 材料の水分をなるべく飛ばしておく
材料の水分が多いとべちゃ~となってしまう可能性がありますので、塩などを振って出来る限り水分を飛ばしておくことが大切です。
- 小麦粉に水と卵と共に氷を入れて冷やす
小麦粉が温かいと粘り気が出てしまうので、サクッとした食感にはなりません。衣だけでなく、材料も冷やしておくと良いです。
- 太目の菜箸で軽くかき混ぜる
小麦粉をかき回しすぎるとドロドロの状態になってしまいますが、このドロドロの状態の衣で揚げるとサクサクしません。
- 揚げ油は多めに用意して材料を泳がせるように揚げる
家庭でサクサクの天ぷらにならない一番の原因は油の量だと言われています。
しかし家庭では料理店のような大きなフライヤーは用意できませんので、面積は小さくても深さのある鍋やフライパンをに油を入れて、手間ですが少量ずつ揚げていくとサクサクになります。
- 油の温度は180℃が目安
きっちり180℃ではなくても大丈夫ですが、とにかく温い温度で材料を入れてはいけません。
天ぷらをサクサクにするとても簡単な裏ワザ
- 衣を作る時の卵の代わりにマヨネーズを入れる
- 衣を作る時、水180CCに対してお酢を大さじ1杯程度入れる
他にもちょっとした裏ワザはいろいろありますが、マヨネーズや酢はとても簡単にできますし、本当に天ぷらがサクサクになるのでおすすめです。
冷めた天ぷらを温めなおすコツ
天ぷらを作る時って、なぜか?どうしても量を多く作ってしまうんですよねえ。
だから、いつも余らせてしまう…なんてご家庭も多いと思いますが、そんな時に役立つ冷めた天ぷらを温めなおすコツをご紹介しますね。
- 冷めた天ぷらを軽く水にくぐらせて、余分な水分を飛ばしてから揚げると揚げたてのような食感になります。
- 揚げ直すのは面倒という時は、電子レンジで温めてから、オーブントースターで焼くとカリッとします。
夏バテ気味の時は油っこい天ぷらは苦手という方もいるとは思いますが、サクサクの天ぷらを少し食べるくらいなら、あまり油っこさを感じませんので、是非、試してみてください。
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