日本の蒸し暑い季節に涼感を得るためのアイテムは、エアコン、扇風機、うちわ(笑)などいろいろなものがありますが、ここ数年、注目を集めているものにサーキュレーターがあります。
扇風機のような羽根が付いていて、それが回転して風を起こすものなので、一見、扇風機と変わらないように思えます。
扇風機かサーキュレーターを買おうと思っているけど、どちらにしようか迷っている…
昔からある扇風機よりも、最近の流行りでサーキュレーターの方が良いのかな?
そもそも扇風機とサーキュレーターの違いってなんだろ?
そんな時は扇風機とサーキュレーターの違いとその用途を知ることで、どちらを選べば良いのかがわかりますよ。
扇風機とサーキュレーターの違いと用途
扇風機とサーキュレーターは「風を作り出す」ということは同じですが、風の種類が違います。
扇風機から発生する風は広範囲に広がりますが、サーキュレーターから発生する風は直進性があります。
扇風機の用途は風に当たることで、涼感を得るため使いますが、サーキュレーターの用途は部屋の空気を循環させるために使うものです。
例えば、エアコンから吹き出す冷風や温風は温度により、上下のどちらかに停滞してしまいますが、そんな時に使うのがサーキュレーターです。
つまり、エアコンを使わずに暑さをしのぐのが目的であれば扇風機、エアコンを効率よく使いたいのであればサーキュレーターということになります。
また、ジメジメした梅雨時期の部屋の湿気対策として使うこともできます。
サーキュレーター選びの注意点
東日本大震災での原発事故以来、電力消費をなるべく抑えるようにする省エネ運動が常識的になりつつある中、電気使用量が大きいエアコンを効率よく運転するためのアイテムとして注目を集めたのがサーキュレーターです。
エアコン派には是非とも利用していただきたいサーキュレーターですが、サーキュレーターを選ぶ時に最も注意していただきたいのが「運転中の音」です。
サーキュレーターは空気を循環させることが目的ですから、その部屋にいる人の快適性などは考えていないものが多いようです。
扇風機と比べるとかなり音がうるさくて困るという声も多く聞きますから、サーキュレーターを選ぶ時は第一条件は価格やデザインではなく「運転中の音」で選ぶようにしましょう。
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