元日の次にある国民の休日となるのが「成人の日」ですよね。
成人の日は以前は、1月15日と決まっていましたが、現在は毎年1月の第2月曜日になっています。
成人の日には、新成人を祝う行事として全国の各自治体の主催の成人式が行われますが、地域によっては成人の日ではなく、新年度となる4月や帰省で帰ってくる8月などに行う自治体もあります。
成人式というのは、成人=大人としての第一歩を踏み出すことのお祝いのはずなのですが、最近では、騒ぎを起こして逮捕される新成人で話題になることも多くなりましたよね。
筆者はそんなニュースを見るたびに「なんのために成人式をやるんだろ?」と疑問に感じてしまいます。
そこで気になったのが、実際に成人式に参加している人って全新成人の内、どれくらいいるのだろうということです。
そこで今回は成人式に行く人と行かない人の割合を調べてみました。
成人式に行く人と行かない人の割合
成人式に行く人と行かない人の割合を厳密に調べるのは、現実的には非常に難しいのですが、過去に発表された出席率を見つけました。
出席率:約50~70%
出席率というのは、全新成人の内、参加した人の割合ですので、参加しなかった人は30~50%程度ということになりますよね。
つまり10人中3~5人は成人式に行かないとことです。
この数字が正確どうかはわかりませんが、もし正確だとすれば、無駄だと感じるのは筆者だけでしょうか。
成人式に行かない理由
成人式に行かない人たちは、かなりの割合でいるようですが、どんな理由で行かないのかを調べてみました。
「友達がいない」
これは、不登校などで友達と呼べる人がいない、いわゆる「ぼっち」なので行ってもおもしろくないということのようです。
「会いたくない人がいる」
これは、特定の人にいじめられていたりした場合が当てはまるようです。
「用事があって行けない」
これは、仕事などの用事があって行きたくても行けない場合のようです。
「めんどくさい」
これは、単純に行事に参加するのがめんどくさいということのようです。
そもそも成人式に意味はあるのか?
成人式でやることというのは、地域によって変わってきますが、だいたいの流れは、市長などや自治体のお偉いさんがお祝いの言葉を述べて、集合写真を撮って終わりということがほとんどです。
千葉県のディズニーランドで成人式を行うなどという場合は、出席率も高くなることが予想されますが、自治会館などに集まって、お偉いさんの話を聞いたり、植樹をするなどの行事しか場合は、出席率が少なくなるのもうなづけますよね。
これ自体に意味があるとは思えませんが、女性の場合は晴れ着を着た写真を残しておくことには、一生の思い出として意味があるのかもしれませんね。
つまり、成人式に参加する意味はほとんどありませんが、記念写真を撮っておくのは意味があると言えます。
これは完全に個人的な意見ですが、成人式をやる意味がまったくわからないんです。
それは筆者が成人した時から変わらない意見なので、当然、成人式には参加しませんでした。
会いたくない人がいるわけでもなかったですし、友達がいないわけでもありませんでしたが、単純に意味の無い行事のために休日を無駄にするのがいやだったということなんですけど。
逆に成人式に意味があるという意見があったら、ぜひとも教えてほしいものです。
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