9月の行事といえば「敬老の日」や「シルバーウィーク」など有名なものも多いですが、個人的には一番意識しなくてはいけないのでは?と思う行事があります。
それが「動物愛護週間」です。
日本では9/20~9/26の6日間は、動物愛護週間に当てられています。
動物愛護週間というのは聞いたことがあると思いますが、実際はどんな日なんだろう?と思う方も多いでしょう。
この動物愛護週間についてご紹介します。
動物愛護週間とは?
動物の愛護と適切な飼育について国民に広く関心を持ってもらおうと、動物愛護管理法により定められたようです。
一般公募より動物愛護週間ポスターを募集したり、動物愛護フェスティバルなど各地でイベントも行われているようです。
日本におけるペット市場
犬や猫を飼う方が増えているため、日本のペット関連市場は年々増加傾向にあります。
2013年度には小売ベースで約1兆円を超え手いることから見ても、まさに「ペットも家族」が一般的になってきているようです。
しかしその一方で、動物の殺処分数は年約17万頭という驚くべき数字が出ています。
悲しいかな日本での殺処分数は、世界でもトップクラスとなっています。
海外との比較
日本よりも動物と密着して暮らしている海外ではどうなっているのでしょう?
海外ではペットショップ自体がない国が多く存在します。
では、どのようにしてペットを迎え入れるのか・・・
それは、「保護施設(シェルター)」などで里親を募集している動物たちを引き取るのです。
お金を払い購入する日本と命を引き取る海外とでは、命に対する考えが違うという事です。
それに加え、日本では簡単にブリーダーになる事ができ、動物の取り扱いについて問題視する声も多く上がっています。
ペットを飼う前に
言うまでもありませんが、動物も小さな命です。
ペットを飼うという事は最後まで責任を取るという事、命とはどういうものなのか、今一度よく考えてから迎え入れましょう。
この動物愛護週間という行事を機に、飼っているペットへさらなる愛情を注いだり、ペットショップ以外の場所に収容されている動物たちのことを思うなどする事で、1つの小さな命を救う事にも繋がるのだと1人1人が感じることが大切だと思います。
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