さわやかな陽気に誘われてどこかに出掛けたくなる秋の行楽シーズンを迎えています。
秋の行楽はどこに行っても気分が良いものですが、やはり秋の風物詩とも言える紅葉を見に出かける人も多いことでしょう。
紅葉の見ごろは地域や標高によっても変わってきますが、10月から11月くらいが見ごろとなります。
しかし標高の高い山など、早いところですと9月にもなると山や高原地帯では紅葉が見ごろを迎えます。
ドライブで紅葉巡りをすることも楽しいですが、せっかく紅葉を楽しむのであれば登山をしてみるのも良いのではないでしょうか。
そこで今回は老若男女問わず誰でも登山が楽しめる紅葉の名所をいくつかご紹介したいと思います。
山は空気が澄んでいるので、その気持ちのいい環境の中で、目の前に広がる紅葉は最高の景色と言えるでしょう。
登山が楽しめる紅葉の名所としては、まずは茨城県の筑波山が挙げられます。
筑波山は日本百名山のひとつにも指定されていて、その中でも極めて標高が低い山といわれています。
山岳地帯では9月から色づき始めているところも多いですが、筑波山では標高が低いため、10月中旬ごろから色づき始めます。
標高が低いため、登山の初心者であっても安心して楽しめるスポットと言えるでしょう。
麓から山頂までは、ケーブルカーやロープウエイを利用することも可能です。
もしも初めての登山で自信のない人や、体力が心配な人は、片道だけ登山をして、帰りはロープウエーに乗って帰るという手段もよいでしょう。
11月に入り本格的な見ごろを迎えると、ライトアップもなされます。
昼間とは違った、夜の紅葉を楽しむのもよいでしょう。
筑波山とは対照的に、関東で一番高い山として知られている群馬県の白根山もおすすめです。
標高が高いため9月下旬から見ごろを迎えます。
白根山には紅葉の絶景スポットが2カ所あります、一つ目が日光白根山ロープウエイ、そしてもう一つが武具脱の池です。
池の周りの湿原には小道が整備されていて、散策を十分に満喫することができるでしょう。
そして池から徒歩10分の場所に、日光白根山ロープウエーの乗り場になっている山麓駅があります。
この駅から標高2000mの頂上までは、眼下に広がる見事な景色を楽しむことができるでしょう。
秋は気候もよく、登山をするには絶好の時期ですが、昼間との気温差が大きい季節です。
登山をする場合には早めの下山を心掛けて、上着や懐中電灯などをしっかりと装備して楽しむようにしましょう。
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