海水浴に持っていく物の中でも、絶対にはずしてはいけないものが「日よけテント」です。
日よけテントがひとつあるだけで、簡易的ではありますが、日陰を作ってくれますので、夏の浜辺に降り注ぐギラギラした太陽の強烈な攻撃から身を守ってくれます。
日よけテントはサンシェードやビーチテントなどと呼ばれることもありますが、基本的にはすべて同じものを考えて差し支えないでしょう。
海の家を利用する場合でも、日よけテントがひとつあるだけで浜辺での自由度が増しますから、海水浴に行くときは必ず持っていくべきアイテムだと言えます。
価格も2000円~で毎年使えますから、コスパも非常に良いので、持っていることをおすすめします。
そんな海水浴の必須アイテムである日よけテントですが、各メーカーがさまざまなデザインのものを発売していますので、どんなタイプのものが良いのか?迷ってしまうこともありますよね。
そこで、海水浴キャンプのベテランに聞いた失敗しない日よけテントの選び方をご紹介します!
大きさ
大きさは使用する人数にもよりますので、一概には言えませんが、表記されている人数よりも少ない人数で使うことが基本です。
例えば、2人用と表記があるものを2人で使用するのは、非常にせまく暑苦しいのでNGということです。
大人2人、子供2人の4人家族で使用するなら、一辺が200cm以上あるものが望ましいのですが、大きくなればなるほど価格も高くなります。
デザイン
ここでいうデザインというのは、おしゃれとかかわいいという意味ではなく、機能的なデザインという意味なんですが、最も大切なことは「風通しが良いこと」です。
浜辺で就寝ができる小さな窓があるテントの中に入ったことがありますが、確かに日よけはしてくれますが、10分も居られませんし、それ以上居れば、熱中症になってしまうくらい暑いです。
なので、四方向が開いているものが望ましいですが、最低でも三方向が開いているものなら、風は通ります。
ただし風通しが良いデザインというのは、日よけをしてくれる部分が少なくなるわけですから、日陰が少なくなってしまうというデメリットがあります。
日よけのために使うのに日陰ができないのでは意味がありませんから、その辺の兼ね合いがとても難しいところなんです。
設営
日よけテントには専用バッグから取り出すとパッと広がるワンタッチ式のものと、テントにポールを通して設営する組み立て式のものがあります。
近年の日よけテントで主流となっているのが、ワンタッチ式のサンシェードです。
ワンタッチ式は広さは期待できませんが、軽くて薄いので持ち運びには便利です。
組み立て式は広さはありますが、重さと容積がありますので持ち運びには不便です。
基本的にはここに挙げたポイントを意識することが失敗しない日よけテントの選び方ですが、例えば、4人家族だけど持ち運びや設営が簡単なものが欲しいと考えるなら、ワンタッチ式をふたつ利用して、さらにビーチパラソルも併用するということもできます。
要は使用人数、使用時間、予算などをよく考えてから、選ぶことが大切です。
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