普通に生活をしているだけも、ちょっとした怪我をしてしまうということはよくありますよね。
特に多いのが擦り傷だと思いますが、擦り傷には絆創膏を貼るというのが最も一般的な治療法と言えると思います。
しかし、安い絆創膏だとすぐ剥がれたり、蒸れたりしてしまう場合もありますし、傷が治るまでには想像以上に時間がかかってしまうこともあります。
そんな時に、どの家庭の冷蔵庫にも必ずある「たまご」を使った治療法があるのをご存知でしょうか。
と言っても、たまご自体を使うのではなく、白身と殻の間にある薄皮を使います。
薄皮なんて普段は捨ててしまうものですが、実は驚くべきパワーを持っているんです。
そこで今回はたまごの薄皮を使った民間療法をご紹介しますね。
たまごの薄皮パワーについて
たまごの薄皮には、皮膚の細胞の再生を促進する働きが認められていたり、保湿成分で有名なヒアルロン酸が含まれています。
また、薄い膜によって、細菌の進入も防いでくれることもわかっています。
この働きを利用して、女性には化粧水やパックなどのコスメ関連アイテム、男性には発毛促進にも使われることもありますし、皮膚移植の治療などの医療の分野でも使われることもあります。
つまり肌に対して良い作用があるということなので、擦り傷など皮膚の表面を削ってしまったような場合、たまごの薄皮を貼り付けておくことで、絆創膏を貼っておくよりも早く治ると言われています。
実際に筆者もたまごの薄皮を擦り傷治療に使ってみたのですが、絆創膏を貼っておくよりも、本当に治りが早いと感じました。
たまごの薄皮治療法
それでは、たまごの薄皮治療法をご説明します。
使うのは生たまごの薄皮です。
ゆでてしまったたまごの薄皮は有効成分が壊れてしまうので、必ず生たまごの薄皮を使います。
生たまごの薄皮のはがし方は、白身と黄身を除いたたまごの殻の内側を水でよく洗います。
器に水を貯めて、殻を浸けて数時間、置くと簡単に剥がれます。
その薄皮をきちんと消毒をした擦り傷に直接、貼り付ければ完了です。
そのまま乾かせば、皮膚にぴったり貼り付きますし、服を血液で汚すこともありません。
このたまごの薄皮治療法は本当に治りが早く感じますが、あくまでも民間療法として用いられてきたものですので、試す場合は小さな擦り傷で試してみてください。
面積が大きい傷や出血が多い場合などには、病院で治療することをおすすめします。
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