昔は電話と言えば、家にある固定電話のことを指しましたが、現在ではスマホのことを指すことが一般的になりましたよね。
ちなみに固定電話のことを「家の電話」から略して「家電(いえでん)」などと呼びますが、文字で表記する時は家電だとカデンと同じなので「イエデン」とカタカナ表記することが多くなっているようです。
それにならって、ここではイエデンと表記していきます。
このイエデンですが、全く必要ないんじゃないの?と感じる方も非常に多くなっているようです。
そもそも家族や友人、知人との連絡はスマホやSNSで済むわけですし、わざわざイエデンに電話をかけてくる相手なんて、せいぜいセールスくらいでしょう。
それならいっそのこと、固定電話の料金を節約することに頭を悩ますよりも、イエデン自体を解約しちゃった方がすっきりしませんか?
イエデンは使用しなくとも毎月「基本料金」が発生していますし、いろいろなオプションを付けていれば、その分も加算されています。
つまり節約を考えるなら、営業電話くらいしかかかって来ないイエデンを無くすことが最も節約になるんじゃないでしょうか。
でも解約してしまえば、拠点の電話というか、会社で言えば代表電話が無くなってしまうのも困りますよね。
そこで、おすすめなのがスマホとIP電話を使ってイエデン化してしまう方法です。
IP電話というのは、インターネットを使った電話のことで、近年のインターネットの普及でめざましい発達をしている通信手段です。
IP電話サービスはさまざまな企業が参入していて、ほとんどのサービスでは数百円程度の月額料金がかかります。
そんな中、月額料金が無料のIP電話サービスで人気なのが、フュージョンコミュニケーションズの「IP-Phone SMART」というサービスです。
IP-Phone SMARTの良いところは、契約をすると無料で「050」から始まるIP電話の電話番号がもらえて、かかる料金は通話した分だけという手軽さです。
気になる通話料金は、固定電話、携帯電話にかかわらず30秒8.4円という激安料金で通話ができるんです。
このシステムを利用すれば、月額料金がかからないイエデンができるということなんです。
その方法を簡単に説明しておきますね。
①家にwifi環境を整える
IP電話はインターネットにつながっていないと使えませんので、家にwifi環境を整えます。
②なんでも良いのでスマホを1台用意する
スマホが無いとIP-Phone SMARTのサービスは利用できませんので、余っているスマホやfreetelなどの低価格スマホを用意します。
IP-Phone SMARTと契約する
IP-Phone SMARTの「お申し込みはこちら」から契約の申し込みをしますと、電話番号も発行されます。
公式アプリ「SMARTalk」をスマホにインストール
IP-Phone SMARTを利用するには通話アプリが必要でいくつかのアプリは利用できるようですが、公式アプリの「SMARTalk」を利用するのが安心です。
これですべて完了しましたので、約1時間程度で通話ができるようになります。
この電話番号を待ちうけ専用のイエデンとして使えば、月額費用が0円でOKということになるんですが、ひとつだけ注意点を。
待ちうけ専用として一度も発信が無いと1年で強制解約されてしまいますので、年に数回は発信しておきましょう。
またIP電話ならではのデメリットもあります。
例えば、050から始まる電話番号、110番や119番などの緊急電話がかけられない、通話品質が悪いなどなど。
これらのデメリットに目をつぶれば、今現在、最も安いイエデンと言えるかもしれません。
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