春は緑が目に眩しい季節。
それだけで心がウキウキしてくるものですが、庭がある家に住んでいる方は、春先にはやらなければいけないことがありますよね。
そう!庭の雑草対策です。
雑草は、特に梅雨から夏にかけては、びっくりするほどぐんぐんと生長していきますので、春先の雑草対策を怠ると後で大変なことになってしまいます。
筆者も経験がありますが、雑草がちらほら出始めたのを確認すると、雑草対策をしようと思うのですが、忙しさにかまけて、延び延びにしていたら、雑草も伸び伸びになってしまいました(苦笑)
そうなってしまうと、いざ草刈りをしはじめても、あまりの雑草の多さに嫌気が差してしまい、結局、植物が枯れ始める晩秋までそのまま、なんてこともあります。
そうなる前にきちんと雑草対策をしておきたいものですよね。
そこで今回は、素人でも簡単にできて効果的な雑草対策を3つ、費用が安い順にご紹介しておきます。
除草剤
最も簡単に雑草を退治してくれるのは、やはり除草剤です。
除草剤には、大きく分けると顆粒タイプと液体タイプがありますが、これは用途によって使い分けます。
顆粒タイプは、パラパラと撒いておくだけで、雨などで溶けて、土に浸透しますので、雑草を根から枯らしてくれます。
雑草が生えにくい土にするわけですから、草が伸びてしまう前に撒く必要があります。
草の高さが20cm以内くらいの時までに撒いておくと効果も長く、半年程度は雑草の生え方が少なくなります。
液体タイプは、生長してしまった雑草を枯らすのに使います。
葉に直接かけると除草剤がかかった部分から枯れていくので、即効性はありますが、顆粒タイプに比べると効果の期間は短いと言われています。
まだ雑草が伸びる前の春に行うなら、顆粒タイプの除草剤になります。
春先になるとホームセンター内の目立つところにディスプレイされることが多いので、手軽に入手できます。
砂利
小さいお子さんやペットがいるため、安全性を考えると除草剤を使うのは控えたいというご家庭の雑草対策には、砂利があります。
砂利を3cm以上の厚さで敷いておけば、数年は雑草が生えないと言われていますが、砂利が薄いところからは生えてくる場合もあります。
ただ、砂利を敷いていない土と比べると雑草が生えても、非常に抜きやすくなります。
業者に頼むと1平方メートルあたり2000円ほどかかりますので、ホームセンターで砂利を買ってきて、自分で撒けば安く済みます。
ちなみに筆者が買ったことがある砂利は、20㎏で250円ほどでした。
シート
雑草防止シートと言われるもので、除草シートなどと呼ばれる場合もあります。
砂利と同じで雑草が伸びられないので、長い期間、効果はありますが、黒いシートの場合がほとんどなので、見た目に難ありと感じる人が多いようです。
そのためにシートの上に砂利を敷くという方法もあります。
砂利のみを敷く場合と比べると、砂利の量も少なくて済むのがメリットです。
ただ、隙間があるとそこから雑草が生えてきてしまいますので、雑草を生やしたくない場所には隙間なく、敷き詰めることが大切です。
庭の広さにもよりますが、きっちり敷き詰めることを考えると費用はかさんでしまうかもしれません。
まとめ
ここでご紹介した以外の方法で、近年、人気急上昇なのが、固まる土です。
固まる土は水を含むと硬く固まりますので、簡易コンクリートのようなイメージで、雑草対策としての効果は絶大です。
砂利とは違い、平らに仕上げますので、見た目も綺麗になりますが、やはり素人が簡単にできるとはいかないようです。
業者に頼むと、ちょっとした工事になりますので、費用が高くなってしまうのが難点です。
予算も安く、素人でも簡単にできるということにフォーカスすれば、除草剤、砂利、シートのうちのどれかになりそうですね。
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