寒さが厳しい冬の夜、暖かく快適に眠る方法として、電気毛布や電気あんかのことについて、何度かご紹介してきましたが、さらに節約しながら快適な暖かさを得る方法は無いものかと、毛布の素材についていろいろと調べていました。
最近では、暖かくて安く入手できるマイクロファイバー素材の毛布が主流になっていますが、そのような暖かい毛布を使えば、電気に頼らず暖かいので、節約になりますよね。
ところでみなさんは、毛布はどのように使っているでしょうか?
一般的に考えれば、敷き布団の上に毛布、その上に掛け布団というのが多いと思いますが、実はこの使い方は一番暖かくないという衝撃の事実を発見してしまいました。
この方法は今まで常識だと思っていたことが、実は正しくなかったという筆者にとっては、まさにコペルニクス的展開の事柄でした。
そこで今回は、一番暖かく眠るには、どういう毛布の使い方をすれば良いのかをまとめてみました。
一番暖かい毛布の使い方
通常の布団と毛布の位置関係をおさらいしておきますと…
敷き布団 ⇒ 体 ⇒ 毛布 ⇒ 掛け布団
という場合が多く、寝るときは敷き布団と毛布の間に体を入れますが、これは一番暖かくない使い方でした。
もっと暖かくするには、布団と毛布の位置関係の修正が必要になるようです。
その修正方法というのは…
敷き布団 ⇒ 体 ⇒ 掛け布団 ⇒ 毛布
と毛布と掛け布団の位置が逆になります。
この時点で、毛布を一番上にかけるなんてありえないと思ってしまったのですが、実は暖かいと感じる理由は空気をたくさん含んでいる掛け布団を直接体に当てることのようで、それは毛布のふわふわ感よりも暖かく感じるようです。
それでも寒いと感じる場合は…
敷き布団 ⇒ 毛布 ⇒ 体 ⇒ 掛け布団
という位置にして、毛布と掛け布団の間に体を入れるのが、一番暖かくなるんだそうです。
それでもまだ寒い場合は…
敷き布団 ⇒ 毛布① ⇒ 体 ⇒ 掛け布団 ⇒ 毛布②
という感じに、掛け布団の上にさらに毛布や薄手の布団を1枚掛けると保温効果が上がります。
この情報の発信元のねむりラボには、わかりやすく図解で掲載されていましたので、ご紹介しておきます。
出典:http://nemuri-lab.jp/recipe/2637/
ちなみにねむりラボでは、羽毛布団に限定されているようですが、普通の綿の布団でも原理は同じだと思いますので、試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。
いかがでしたか?毛布の常識が覆されましたよね?
これが本当に一番暖かい毛布の使い方なら、ぜひ取り入れたいと思ってはいるのですが、筆者は毛布のあのふわふわ感が子供の頃からたまらなく好きなので、それが味わえないことがちょっと残念です。
なにしろ大人になった今でも、毛布のふわふわ感は多くの子供が安心すると言われている“セーフティブランケット”と同じ効果があって、ちゃんと安心感が得られるんです^^;
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