「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあるように、お彼岸を過ぎると急に秋らしくなってくるものです。
秋の夜長と言われるように、秋になると確かに夜が長く感じられますよね。
そんな秋の夜長だからこそ、楽しめるのが日本の伝統とも言える十五夜のお月見ですが、個人的には「中秋の名月」と言った方が風情があって良いので、ここでは中秋の名月と表記しますね。
お月見と聞くと、筆者は月見団子とか月見うどんなど“食”の方を思い浮かべてしまうのですが、実は2015年の中秋の名月に限っては、ちょっと話題になりそうなのです。
というのも、ここ数年、話題になっているスーパームーンと時期が重なりそうな巡り合わせになっているからんです。
そこで、中秋の名月やスーパームーンについて、いろいろと調べてみました。
中秋の名月とは?
中秋の名月というのは、旧暦8月15日に見える月のことを言い、1年で最も美しい月とされていて、日本ではお月見をするのが古くからの慣習となっています。
15日の夜に見る月なので、十五夜とも呼ばれています。
旧暦の8月15日を新暦に置き換えた日になるので、毎年、同じ日ではありません。
2015年は9月27日の日曜日が旧暦8月15日に当たりますので、この日に見る月が中秋の名月になります。
スーパームーンとは?
スーパームーンというのは、地球の軌道を周っている月が、満月で地球に最も近づいた状態のことを言います。
最も近いということで、普段、見える月と比べると、約14%大きく見えて、約30%明るく見えます。
場所によっては、驚くほど大きな月が見える場合もあります。
2015年は9月28日の月曜日がスーパームーンの日となります。
中秋の名月が9月27日、スーパームーンが9月28日ということで、27日の夜には、大きくて明るい月が見られそうですね。
そこで、中秋の名月&スーパームーンをより楽しむためにはどうしたら良いかをまとめてみました!
お月見に最適な時間帯
大きくて明るい月をを見るためには、地球に最も近づくのは、自分の真上の空なので、その時間帯が良いと思いがちですが、実は違うんです。
月が最も大きく見えるのは、地平近くにある月の方が大きく見えるんです。
これは「ムーンイリュージョン」と呼ばれているのですが、仕組みはわかっていないようです。
それを踏まえた上で考えると、9月27日の18~19時ごろが最適だと予想できます。
お月見に最適な場所
大きくて明るい月をを見るためには、できるだけ周りに障害物が無く、月が見える東方向が開けている場所が理想です。
東方向が見渡せる小高い丘などが近くにあると最適ですよね。
普段は月なんてあまり意識しないという方も多いと思いますが、これを機会に名月鑑賞をして、心の洗濯をしてみるのも良いのではないでしょうか。
あとは天気が良くなることだけを祈りましょう^^;
コメント