清々しい秋の空気に包まれるこの時期、日ごろの運動不足を解消するのに運動を始める方も多いと思います。
運動は自分の好きなことをするのが一番ですが、今まで運動をしてこなかった方は何をしてよいのかわからないものです。
そんな方におすすめなのが「散歩」です。
ウォーキングでも良いのですが、最初はあまり気張らず、近所を散歩することから始める方が良いと思います。
なぜなら、運動というのは、続けることが最も大切だからです。
どんなにキツイ運動でも、1日や2日やっただけでは、ほとんど無意味ですから。
散歩を続けることを目標にして、時間や距離などを気にせずに行動を起こした方がよほど健康的だと言えるのではないでしょうか。
そして、散歩が毎日できるようになってから、本格的にウォーキングを始めても遅くはありません。
筆者の知人に歩くことが健康の秘訣と信じてやまない方がいるのですが、確かにその人はいつも健康的です。
そこで、その方にどのような歩き方をしているのかを聞いてみましたので、参考にしてみてください。
歩くことが健康の秘訣!
私は事務職で、一日の大半がデスクワークです。
家に帰ってからも、家事以外は定位置で映画鑑賞や読書を楽しむことが多く、完全にインドア派です。
食生活にしても、特に健康食品をとるわけでもなく、普通の簡単な家庭料理を自炊して食べる日々を続けています。
でもなぜか、同世代の知り合いの中では、足腰の強さ、食事量と胃腸の調子、風邪をひく頻度、どれをとっても元気な方で、友達にも羨ましがられます。
そこで、普段の生活の中で、どこが違うかなと考えてみると、ポイントとなる行動が見えてきました。
それは、通勤や買い物に行く時に徒歩が多いこと。
と言っても、何時間も歩いているわけではなく、バス停3つ分、時間にすると20分くらいだったりします。
車を持たないので、近所への買い物は基本、徒歩か自転車で、通勤はだいたい徒歩で往復30分くらいです。
街中の移動も近くなら歩きます。
私としては、特に健康を意識してのことではなく、バス停で待つ時間が嫌いだったり、歩いた方が小回りが効くからだったりの合理的な理由による選択の結果なのですが、毎日少しずつの積み重ねが、知らず知らずのうちに丈夫な足腰を作ってくれていたようです。
健康であることと生きること、健康と美容の意味が大きく関わり始めるアラフォー世代ですから、いろいろなことを意識しなくてはいけませんが、私の考えでは、足腰の強さは基本になってきます。
こまめに動くことができる体をキープして、これからも元気に、必要以上に老けてしまわないように、歩くことを意識した生活を続けていきたいと思います。
健康のために何をしたら良いのか迷ったら、とにかく歩くことを
おすすめします。
体に負担の少ない歩き方
運動不足解消のためには、深く考えずに散歩感覚で歩き始めれば良いと思いますが、それまであまり運動していなかった方が急に歩き始めたりすると、かえって膝や腰など、体に負担がかかってしまう場合もあります。
そこで、体に負担の少ない歩き方の注意点やコツをご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
- 肩をチカラを抜いて、自然な状態で歩く
- 膝部分をロックしないようにする
- 音が大きく鳴らないように、柔らかく着地するようにする
- 足の部位は高く上げ過ぎずに、前面に出すようにする
- 膝や爪先のエリアなどは、常に真っ直ぐ前方を向いて行くようにする
- 足裏全域で順序良く着地するようにする
- 踵の部位から着地する際では、身体を上下させないようにする
- 足の指部分で地面を蹴るようにする
- お尻の穴を軽い力で締めて行くようにする
- 上半身が後ろに下がらないように、くれぐれも注意する
- 骨盤を上手く立てながら歩いて行くようにする
体にダメージを与えないように歩くには、体のさまざまな部分に意識を持っていく必要がありますが、あまり意識し過ぎると気付かないうちに、余計なチカラが加わってしまいがちです。
なるべくリラックスしたりして、余計なチカラが入らないようにということも、意識することも大切です。
運動不足を感じているけど、何をして良いかわからないという方やウォーキング初心者の方などは、まず、散歩感覚から始めてみてはいかがでしょうか。
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