お盆休みに海水浴に行って、久しぶりに砂浜で子供たちを集めて「スイカ割り」をして、遊びました。
子供の頃はよくやったスイカ割りですが、大人になってやってみると、予想以上に盛り上がるイベントだということがわかりました。
割ったスイカを食べながら思ったことが、夏に必ず食べているスイカですが、知っていることと言うと「味と形」くらいしか無いことに気付き、早速、スイカの雑学を調べてみました。
スイカの基礎知識
90%以上が水分であるスイカは、水分補給とともに、利尿作用によって老廃物の排出を促してくれることから腎臓病予防に良いとされています。
また、体を冷やす効果もありますので、夏の疲れを癒してくれる作用もあります。
アジア諸国では、果肉よりも種子、いわゆるスイカのタネを食べる習慣がありますが、種子には、リノール酸が豊富に含まれています。
種子の食べ方は、フライパンでいってから皮をむいて食べます。
果肉よりも皮にカリウムとシトルリン(アミノ酸の一種)が多く含まれており、高血圧や動脈硬化の予防効果が期待できます。
また赤い果肉には、抗酸化作用のあるカロテンとリコピンが含まれています。
主な産地は、千葉、熊本、山形です。
多く含まれる栄養成分は、カリウム、シトルリン、カロテン、リコピンなどです。
おいしい時期、旬と言えば7月~8月ですね。
保存方法
★通常保存
丸のままなら風通しのよい場所で、カットしたものは切り口をラップして冷蔵庫へ保存するのが一般的です。
甘みをおいしく感じる適温は15℃と言われていますので、冷やしすぎないようにした方が良いかもしれませんね。
★冷凍保存
食べきれないときは、ひと口サイズに切り、砂糖とブランデーまたはウイスキーをかけて、冷凍します。
冷凍スイカの食べ方は、スムージーやシャーベットとしていただくのが一般的です。
スイカの品種
スイカというと、緑の皮に黒の縞々というのが、最もポピュラーなものですが、他にもいくつか種類がありますので、簡単にご紹介します。
★ダイナマイトスイカ
黒皮スイカで、黒に近い深緑色の果皮が特徴です。
果肉は真っ赤でみずみずしく、高級スイカとして贈答用にされることも多い品種です。
★黄色スイカ
昔はよく見た黄色い果肉のスイカは、色は黄色で上品な感じがしますが、味自体がやや淡白な風味のため、最近出回る量が減ってしまったようです。
タネの位置
スイカのタネって、食べるときに邪魔なので、どこにタネがあるか、知りたいという方もいらっしゃいますし、縞の下に種があるという話もありますが、それは俗説だそうです。
最新の医療機械でスイカの中をみると、種は規則的に並んでいたそうです。
種があらわれたところから、角度を考えてずらし切りすると種をよけられるという説もあります。
スイカの雑学を調べてみましたが、いろいろなことを考えながら、豪快に食べるスイカはまさに「夏のフルーツの王様」と言えるのではないでしょうか。
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