四季がある日本、春から夏へと季節が変わるときの儀式が梅雨ですが、梅雨入りすると毎日、雨がシトシト降り続き、気温が高いと湿気を帯びた空気がジメジメと肌にまとわり付いてくるというのは、何度経験しても不快なものですよね。
それはそれでイヤな感覚ですが、生活していく上で最も困るのは「洗濯物が乾かない」ということではないでしょうか。
雨が降り続いている間は当然、外には干せませんから、部屋干しをすることになりますが、この部屋干しがまたやっかいなんですよねえ。
衣類に部屋干し特有のニオイが発生したり、部屋が狭くなったり、部屋の湿度が高くなったり…
そこで、経済的で簡単にできる洗濯物が乾かない時の部屋干し対策を3つ、ご紹介しておきますね。
扇風機&除湿機
もっとも簡単にできて、経済的な部屋干し対策は、扇風機&除湿機でしょう。
洗濯物が乾くために必要な環境は「湿気が少ない」と「風が当たる」ことです。
この2つの環境を機械を使って作り出してあげることで、洗濯物の乾く時間が断然、早くなりますし、乾き方も外干しのようにはいきませんが、普通の部屋干しよりも気持ちよく乾いてくれます。
扇風機&除湿機を使用するときのポイントは「部屋を閉め切る」ということです。
可能であれば、お風呂場のような狭い空間を使うと効果バツグンですので、できるだけ狭い部屋で使うようにしてください。
電気料金も数時間の使用で数十円程度とランニングコストはとても経済的ですが、扇風機と除湿機を用意する必要がありますので、両方とも無い方は最初に数千円の設備投資がかかります。
エアコン&エアコンハンガー
洗濯物を干している部屋のエアコンを点けっぱなしにしておくという方法もありますが、もっと効率的に乾かすためにエアコンハンガーを使いましょう。
エアコンハンガーというのは、エアコンの吹き出し口近くに洗濯物が干せるグッズで、取り付けもエアコンに引っ掛けるだけという簡単さですし、価格も千数百円で購入できますので、コスパに優れています。
乾き方は非常に早いので、ニオイの心配も減りますから、願ったり叶ったりなんですが、エアコンを使うということで、電気料金が少し高くなってしまう場合があります。
この2つの方法は一般的ではありますが、やり方次第で強力な部屋干し対策となりますので、覚えておくと便利ですよ。
また、洗濯物を広げる・離すなど干し方を工夫することと、洗濯物を溜めずに少ない量をこまめに洗濯することが快適な部屋干しをするコツです。
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