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甘くてツヤツヤの新米が美味しい季節!食欲をそそる新米の話あれこれ!

小ネタ&裏ワザ

残暑もやわらぎ、涼しくなってくると、食欲も出てきますね。

秋の味覚はいろいろありますが、日本人なら忘れてはいけないのがお米です!

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秋は新米の季節ですよね。

「今日は、新米だよ」などと、お母さんが言いながら、食卓に白いご飯が並ぶ光景があちらこちらのご家庭でみられそうです。

また、お子さんがいらっしゃるご家庭は、新米にちなんで、簡単な食育をされてみるのもいいかもしれません。

よく、お米一粒には、七人の神様が住んでいるんだよ、などと言いますよね。

お茶碗一杯には、いったいどれだけの神様がいらっしゃるのでしょうか。

そんなありがたい食べ物なのだから、一粒だって粗末にしてはいけないよ、ということなのでしょうね。

また「米」という漢字は、ばらばらにすると、八十八となりますよね。

お米農家の方がお米を刈り取るまでに、八十八回も、手を入れるからだそうです。

夏の暑い日差しや、台風の強い風にもまけないで、それだけ手間ひまかかって、できた新米ですから、粗末にしないで食べることを、教えていきたいものです。

そして、何よりおいしく、いただきたい。

我が家では「甘い味がするから、まず、おかずを食べないで、お米だけで食べてごらん」というようにしています。

それでは、ここで新米にちなんだお話をご紹介しましょう。

待ち遠しい新米 ~違いがわかった主婦~

9月が近づくと待ち遠しくなるのが新米です。

田んぼ一面に収穫間地かな稲穂。

台風が来ると心配になる稲穂。

農家の人のたいへんな手入れの末にできた新米。

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我が家は知り合いの方から石川県の美味しいお米を取り寄せています。

特に有名な銘柄でも、名前があるお米でもないので、「〇〇の新米」って紹介はできないのですが、とにかくおいしいの一言です。

正直、私は結婚するまでお米よりパンって感じでほとんどお米を食べませんでした。

でも、主人がお米大好きな人で、極端に言えば「お米と味噌汁があれば大丈夫」って感じの人です。

なので、結婚してからは自然と私もお米を食べるようになりました。

そして、有名な銘柄のお米以外どれも同じだろうと思ってました。

正直、有名な銘柄のお米でさえ「美味しいんだろうな~」って思うようにして食べていたぐらいで、お米の味・美味しさなど何もわかっていませんでした。

ところが、石川県のお米を食べるようになって主人が「おいしい。おいしい。」と言うんです。

食べる量も「美味しいと食べれてしまう」と言って何杯もおかわりをします。

最初は私にはわかりませんでした。

何が美味しいのか。どこが違うのか・・

しかし、石川県の新米がなくなって、違う銘柄のお米をスーパーで買って食べたとき初めて理解できました。

「自分はなんて美味しいお米を食べていたんだ」と気付かされました。

精米しない状態で買っているので、次の年の夏ころまで何とか持たせることができます。

しかし、やはり美味しさは少しづつ減っていきますので、夏になると新米が待ち遠しくなり、ようやく9月になり、新米が届くと嬉しくてたまりません。

今ではお米、特に新米が大好きです!

米どころ北陸の新米のはなし

9月に入ると北陸地方では早稲の刈り入れが始まり、新米の季節がやってきます。

このころはちょうど台風の季節でもあるので、農家さんは天気予報とにらめっこしながら稲刈りの日を決めてコンバインを田んぼに乗り入れるのです。

あちこちでコンバインの稼働する音が聞かれるのと時を同じくして、スーパーなどの店頭には「新米」と大きなステッカーが貼られたお米が山積みにされます。

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5キロ入りにはだれも見向きもしませんが、10キロの袋が飛ぶように売れていきます。

週末に量販店などに行くと30キロの袋をお父さんやおじいちゃんが「よいしょ」と言いながら、台車に載せていきます。

それほど新米が食べれるのを楽しみにしているのです。

新米は水分をたくさん含んでいるのでふんわりとつややかで、一粒一粒が「立って」いるのが特徴です。

品種問わず甘みがあり、噛むほどにうまみが増していきますので新米はおかずいらず、と言われるほどです。

米どころの北陸に住む人たちはそれを知っているので、新米が出回るころになると我先にと買い求めるわけなのです。

さて、新米を炊くときですが、普通の米とは少し炊き方を変えます。

水を少し少なめに量って炊きます。

これはもともとお米に含まれている水分量が新米とそうでないお米で違うからです。

いつも通りに新米を炊くとべたついたご飯になりますので注意しましょう。

ちなみに新米というのは生産年の12月31日までに精米されて袋詰めされたものを差します。

だからとって新米の買いだめはお勧めしません。

お米も呼吸していますので、開封した途端酸化が始まります。

現代の住宅事情では、新米を保存しておく場所にも困りますよね。

一般的にお米の保管は冷暗所となっていますが、家庭で一番いい保管場所は冷蔵庫です。

タッパーやペットボトルなどに入れておくと害虫や病菌も発生しにくく、新米を長く楽しめますよ。

新米というのは古米と比べると、甘くてご飯だけでも食べられちゃいますが、新米に合うおいしい食材も、秋はたくさんあります。

秋なす、秋サバ、マツタケなどのきのこ類、ぎんなん、くりの炊き込みご飯などもいいですね。

食欲の秋とは、どなたが考えた言葉なのか、よくできた言葉です。

でも「天高く馬肥ゆる秋」ならず「人肥ゆる秋」にならないように注意しないといけませんね^^;

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