そうめんと言えば、昔から日本の子供たちの夏休みの昼食の代表格と言えるものですよね。
冷たくて、食欲がなくても、ツルっとさっぱり食べられる優秀な食べ物です。
普通にお皿に盛って食べるのもおいしいのですが、流しそうめんにすると一気にイベント感が出て、楽しくなりますね。
そうめんを流してもおいしくなる訳ではないそうですが、風情があって楽しいですし、子供たちはもとより、大人もなぜか?童心に帰れるのが流しそうめんです。
小学校の中には、毎年流しそうめん大会が開催されているところもあるようです。
大勢の小学生が参加する流しそうめんは、本物の竹を切り出して作る本格的なものでやるそうです。
上流で取れなかったそうめんは、下流の子供たちがキャッチして食べるわけですから、普段そんなにそうめんを食べない子でも、雰囲気も手伝って、流れてくるとついすくってしまうので、たくさん食べてしまうこともあるようです。
衛生的にはあまり宜しくはないですが、子供たちにとってみるとすごく盛り上がるイベントになっているようです。
そこで子供たちが盛り上がる流しそうめんを家で行うためやり方をご紹介しますね。
家庭で行う手作り流しそうめん台の種類
流しそうめんをするために、絶対に無くてはならないものが、そうめんを流す筒ですよね。
そうめんを流す筒の正式名称はわかりませんが、流しそうめん台と呼ぶのが一般的のようなので、流しそうめん台で進めます。
本来であれば、竹を半分に割って、節をくりぬいたものが風情があって良いとは思いますが、家庭でやるにはかなりの重労働になってしまいますので、ちょっと難しいですよね。
家庭での流しそうめん台としては、一般的によく使われているが雨どい・牛乳パック・ペットボトルで作るものです。
この中で一番、簡単なのは雨どいで、高低差をつけて設置するだけで流しそうめんができます。
しかも、一度用意しておけば、毎年、使いまわしができるのものメリットです。
その反面、予想以上に長いものなので、収納するのにはちょっとやっかいなことと、雨どいはキレイでも汚いというイメージがあることです。
牛乳パックは、水が流せる形に整えてから、いくつかを繋ぎ合わせて使います。
衛生面も問題ありませんし、紙なので切ったり、貼ったりといった細工をする場合も、子供でも簡単にできますし、使い終わったらそのまま捨てられるというのがメリットです。
しかし、流しそうめんは水を常に流し続けるわけですから、強度に不安が残ります。
ペットボトルは、縦に半分に切って、いくつか繋ぎ合わせて使います。
形が丸型、角型ともに水を流す形になっていますし、牛乳パック同様、使い終わったらそのまま捨てられるというのがメリットです。
はさみやカッターを使えば、簡単にカットできますので、カットさえしてしまえば、透明テープなどで繋ぎ合わせるだけです。
透明で見た目にも涼しそうですし、強度的にも問題ありません。
以上のことを踏まえてコスト、強度、見た目など考えますと手作りの流しそうめん台ならペットボトルが一番おすすめです。
卓上流しそうめん機の楽しみ方
もっと手軽に流しそうめんを味わいたい場合には、電動の卓上流しそうめん機があります。
おもちゃ屋さんやホームセンターなどで普通に売られていますが、実際試してみると、流れているというより、回っている感じです^^;
そんなわけで今人気のある流しそうめん機は、上から下に流れるタイプのものです。
どちらの流しそうめん機でも、家族やお友達とそうめんパーティーなど手軽に楽しめて良いと思います。
そうめんを食べ終わったらサクランボやブドウ、イチゴなどのフルーツやゼリーを流しても楽しいですよ。
氷も一緒に流しておくとずっと冷たく食べられますよ。
流しそうめんはいろいろな楽しみ方がありますので、夏休みのプチイベントとして子供たちと一緒にやれば、思い出に残ると思いますよ。
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