もうすぐ梅雨に入る時期になりましたね。
雨がシトシト降り続く梅雨は、外に洗濯物は干せないし、家の中は湿気がひどいしと、良いところは皆無と言っても過言ではないかもしれません。
中でも困るのが小さな子供のいるご家庭ですよね。
平日は保育園や小学校に行っていたりする場合も多いので、どうにかごまかせますが、土日の休日となると遊び相手は親しかいないなんてこともあると思います。
晴れていれば、公園にでも連れていって遊ばせておけば、時間がつぶせますが、雨の日となるとたいがいDVDを見せたり、ゲームをやらせていたりというパターンが多いようです。
でも、親心としてDVDやゲームを見せ続けるのも、目が悪くなるなどの悪影響が出てくるのが心配になるものです。
できればどこかに連れて行ってあげたいと思うのですが、ちょっとどこかに出かけるだけでも、安くないお金がかかってしまいますよね。
そこで今回は、雨の日でもお金をかけないで子供が楽しめる室内遊びで、筆者の子供のころのやって最も楽しかった思い出のあるものをご紹介しますので、参考にしてみてください。
ワクワク感がやみつきになる宝探しゲーム
筆者が子供のころ、室内遊びで一番、楽しかったのが宝探しゲームです。
やり方は手の平サイズのフィギュアやコイン、カードなど、なんでも良いので子供のおもちゃをひとつ選びます。
それを「これが宝ね」と言い聞かせて、子供を別の部屋で待機させておき、その間にリビング内のどこかに宝を隠します。
そしたら子供を呼んで「この部屋のどこかに宝があるから探してみて」と言って探させるだけです。
しかも宝の隠し方ひとつで、3歳くらいから小学生くらいまで対応できます。
3歳~就学前の子供の場合は、なるべく見つけやすいところに隠すか、宝の一部が見えるようにしておけばOKですが、すぐに見つかってしまうような場合は徐々に難易度を上げていきます。
小学生ならレベルを上げて、完全に隠してから、ヒントを紙に書き、それを渡して探させます。
小学校の高学年なら、算数や漢字などを折り混ぜたヒントを作るとそれを解きながら、宝を探しますので勉強にもなり一石二鳥です。
幼児向けの宝の隠し方
3歳くらいから未就学児くらいまでの宝の隠し方をご説明します。
幼児に対する宝探しゲームで一番、考えなければいけないポイントは、見つけやすく見つけにくくすることです。
なんだか意味不明ですが、見つけやすくというのは、年齢が小さければ小さいほど、見つからないと諦めたり、泣いてしまったりすることがあるからです。
だからといって、パッと見ただけで見つかってしまうと何度も隠さなければいけませんので、親が大変になってしまいます。
例えば、宝の一部が見えるようにしてティッシュの箱の中に入れ、最初は部屋中を探させてから「お鼻がかみたくなってきたなあ」などとヒントとなる言葉をつぶやいてあげます。
その言葉がヒントだとわかるとティッシュに駆け寄って宝が見つかるという具合です。
小学生低学年向けの宝の隠し方
小学生低学年向けの宝の隠し方は、宝は完全に隠し、算数や漢字を織り込んだヒントを紙にかいて渡して探させます。
例えば、5+5=○、6-5=○、8-8=○で答えは10、1、0なのでトイレや「座・綿・下」で座布団の下など、ヒントを読ませて、自分の頭で考えながらやらせるのがポイントです。
小学生高学年向けの宝の隠し方
小学生高学年向けの宝の隠し方は少しレベルを上げて、複数枚のヒントを書いた紙を用意して、ヒントをひとつ解くと次にヒントが見つかるようなダブルアクション、トリプルアクションを仕掛けます。
例えば、テレビの横の引き出しに宝を隠した場合「TV・横・入れ物」などと書いた紙を冷蔵庫の中に隠します。
そして「冷たい・食品・保管」などと書いた紙を鏡の裏に隠します。
そして「反射・写る・自分」などと書いた紙を子供に渡して宝を探させます。
この宝探しゲームのメリットは、親のいる部屋や隣の部屋に宝を隠すことで、親は宝を隠す時だけ動けば良く、あとは座ってテレビなどを見ているだけで一切、動くことなく、子供を遊ばせることができますし、子供も宝を見つけるワクワク感で予想以上に楽しめるところです。
実際、筆者の子供が小さかったころ、雨の日によく宝探しゲームをやりましたが、2~3時間くらいは夢中になってやっていましたし、その楽しさが心に残り、雨の日でなくても「宝探しゲームやって!」と言ってくるようになりましたよ。
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