冬は風邪の季節ですが、熱や鼻水など風邪の症状は治まってきたのに咳だけが続くということはありませんか?
長引く咳にはさまざまな要因が考えられますが、あまりにも咳がひどい場合にはすぐに医療機関で診察することをおすすめします。
しかし、風邪が治り、体調はまったく悪くないのに2週間以上も咳だけが続くような時に考えられるのが『咳ぜんそく』です。
咳ぜんそくとは、近年、急増している病で、気管支が炎症を起こしてしまい、咳が出やすくなっている状態です。
気管支ぜんそくになる直前の状態なので、そのまま放っておくと3人に1人の割合で気管支ぜんそくになってしまうと言われています。
原因はホコリやハウスダスト、汚れた空気などさまざまです。
重い病ではありませんが、咳ぜんそくが疑われる場合はすみやかに医療機関を受診しましょう。
咳を軽減するにははちみつコーヒーがいい?
咳ぜんそくでなくても、気管支が弱い人は冷たい空気や乾燥した空気を吸い込んだりしても咳が出てしまう場合があります。
乾燥や冷たい空気は冬特有のものですから、風邪じゃないのに咳が出るという場合も多々あります。
咳が出るのはとてもつらいですから、咳止め薬などに頼りたくなりますが、薬を飲むほどではないという場合もありますよね。
咳を軽減する方法として手軽にできるのが、のど飴やトローチをなめることですが、はちみつを入れたコーヒーを飲むと咳が軽減されることもあるんです。
はちみつには抗炎症作用、コーヒーに含まれるカフェインには気管支拡張作用があることがわかっていますので、理屈では咳が軽減されるというのは間違ってはいないのです。
そこではちみつコーヒーを飲んだら咳が軽減したという方の体験談を掲載しておきます。
はちみつコーヒーでの咳止め体験談
私は元々、気管支が弱く寒暖差などで咳が出てしまう事がありました。
おまけに風邪をひいた事をきっかけに咳が長引き、風邪が治ってもいつまでも咳だけが止まらないという症状が続いていました。
のど飴を舐めたり、トローチを舐めたりしても一向に咳は止まらずに悪化していく一方な状況に心身ともにまいっていました。
咳はとにかく体力を使うので消耗がとても激しいんですよね。
病院で見てもらうと、長引く咳のせいで気管支が炎症を起こして狭まっているために少しの刺激でも咳が誘発されてしまい、悪循環に陥っているようで強い咳止めの薬や抗炎症剤の薬などを飲みました。
藁にもすがる思いで飲みましたがそれでも効果がなくて、また病気で診てもらうようかなと思っていました。
そんな時にはちみつを入れたコーヒーを飲む事により、咳が軽くなるということを知りました。
はちみつには炎症を抑える作用があったり、コーヒーに含まれるカフェインが作用して気管支が拡がることで咳が軽くなるのだそうです。
私はこれだと思い、早速昼休みにはちみつコーヒーを飲んでみました。
するとあれだけ苦しかった気管支のあたりがスーッと広がった感じで呼吸が苦しくなくなったので本当に驚きました。
もちろん咳の回数も減りました。
毎日、飲み続けているうちに本当に咳が治まってきて、かなり楽になりました。
しかもはちみつコーヒーは、即効性があるのか?飲んでいるそばから咳が出なくなってきたので、本当に助けられましたね。
それから少しでもおかしいなと感じた時は早めにはちみつコーヒーを飲むようにして、咳を悪化させないようにしています。
最後にはちみつコーヒーの作り方ですが、私は普通にインスタントコーヒーを作り、そこにスプーン一杯のはちみつを入れ、よくかき混ぜて出来上がりです。
※この体験談はあくまでこの方が感じたことですので、すべての人が同じ結果になるものではありません。
まとめ
はちみつコーヒーなら手軽にできますし、即効性があるということなので、風邪じゃないのに咳が出てつらいという時は試してみる価値はありそうですね。
もし、コーヒーはあるけどちみつが無いといった場合はコーヒーだけでも気管支を拡げてくれる作用がありますので、飲んでみるべきでしょう。
ただし、あくまでも医療機関に行けない時や薬が飲めない時の応急処置ですので、咳が長引く時は早めに医療機関で診察してもらうのが最も賢明です。
またカフェインの摂り過ぎは悪影響を及ぼす場合がありますので、コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。
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