観測史上初となる6月中の梅雨明けとなりましたが、それ以降、非常に暑い日が続いています。
暑くなって困ることのひとつに足の裏が熱くて眠れないということがあります。
幸い筆者にはそういうことはないのですが、嫁がここ数年、夏になると足の裏が熱くて眠れないと言っています。
そんな時はシーツの端や床など冷たい部分を探して足を当てるのですが、すぐに温まってしまうため、また次の冷たい部分を探すといったいたちごっこから抜け出せないでいるようです。
なぜ足の裏が熱くなるのか?その原因を調べたところ、内臓疾患などの病気でない場合は『バーニングフィート症候群』の可能性があることがわかりました。
バーニングフィート症候群は夜、寝る時に足の裏が熱くなるという特徴があり、その原因は血行不良だと言われています。
人は寝付く時に体内の温度を下げようとする働きがあり、手足などの末端がぽかぽかしてくるものですが、自律神経の乱れなどで血行不良を起こし、体温調節が上手にできない人などは手足から熱を発散することができずにこもってしまい、足の裏が熱いと感じてしまいます。
つまり、血行不良を解消できれば、足の裏の熱さも解消できると考えられるのです。
そのためには、足の筋肉を動かすようなストレッチや足のマッサージなどが効果的です。
ただ、ストレッチやマッサージを行うことは根本的な対処法なので、毎日続けることでの効果があるでしょうけど、寝る前に行えばすぐに足が冷えるかというとそうではありませんよね。
足が熱くて眠れないという方にとっては、いつか足が熱くなくなるのではなく、今すぐ足を冷やしたいというのが本音でしょう。
嫁の足が熱くなるのは、初期の更年期で自律神経が乱れていると医者に言われたことがあるので、恐らく自律神経の乱れが原因だと思われますので、ストレッチやマッサージを継続的にするのが根本的な解決になると思います。
しかし、すぐに足を冷やしたいと考えた嫁がやったことは、アイスノン(氷枕)を足に当てて冷やすという方法でした。
一説には足の裏が熱くなるのは冷え性も関係しているので、冷やしてはいけないという話もありますが、本当に足が熱くて困ってる時はやはり直接冷やすのが最も効果的です。
もちろん、アイスノンを直接、足の裏に当てるのは冷たすぎますから、タオルを巻いてから足の裏に当てます。
これをやってみたところ、足の裏からじんわりと冷えてくるのがはっきりわかり、全身が冷えてきた時に入眠できたそうです。
この方法をやり始めて以降、足が熱くて眠れないということが激減したことから、今では毎日アイスノンのお世話になっています。
嫁と同じ方法をやっている人がいるのかを調べてみたところ、足の裏が熱いと感じている方の多くがやっていることがわかりました。(参照)
ちなみに使用する氷枕はソフトタイプであればアイスノンでなくてもいいと思いますが、アイスノンを使用する場合は足裏用ではなく、頭用のアイスノン枕がおすすめです。
注意点としては、この方法はあくまでも嫁個人に効果があった方法で、すべての方に当てはまるわけではありませんことをご了承ください。
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