夏の夜空を彩る花火大会は絶対に廃れない日本の夏の風物詩のひとつと個人的には思っています。
2015年も各地で花火大会が開かれますが、あの腹に響くような打ち上げ音と赤、青、緑、オレンジ、ピンク、白など色とりどりの花を見ていると不思議とストレスが解消されるんですよねえ。
だからなのか?車で走っている時にたまたま見かけただけでも得した気分になるのですが、そうなるのは私だけでしょうか?
それはともかく、花火大会で上がる花火の名前って知ってますか?
花火大会でよく聞く「スターマイン」なら知っているという方も多くいらっしゃると思いますが、実はスターマインというのは花火の名前ではないんです。
スターマインというのは「速射連発花火」という意味で短時間にいろんな種類の花火を連発で上げるをスターマインと呼ぶのだそうで、花火自体の名前ではなかったんですね。
スターマインが花火の名前じゃないとすると花火の名前を知っている人はそう多くないと思います。
そこで、代表的な花火の種類と代表的な花火の名前を調べてみました。
割物(わりもの)
割物というのは、花火と聞けば誰もが思い出す丸く開く花火のことです。
割物の代表的な花火は割れて尾を引く「菊」や割れて尾を引かない「牡丹」がありますが、この菊や牡丹をベースに芯に違う色の火薬を入れることで「芯入り菊」や「芯入り牡丹」という種類の違うさまざまな色あいの花火になるわけです。
ポカ物(ぽかもの)
ポカ物というのは、上空で割れた時に中にあるいくつもの花火が出てくるものです。
ポカ物の代表的な花火としては、蜂が飛び回るような動きをする「蜂」や長い尾を引く「柳」などがあります。
型物(かたもの)
型物というのは、割り物の変形バージョンで割れた時に図形や文字などが出てくる花火のことです。
型物の代表的な花火としては、ハートマークやスマイルマークなどがありますが、近年では有名なキャラクター花火などもあります。
仕掛け花火(しかけはなび)
仕掛け花火というのは、上空に打ち上げるのではなく、地上や水面に仕掛けを施して、文字や図形を描く花火のことです。
仕掛け花火の代表的なものといえば、みなさんご存知の「ナイアガラ」や蚊取り線香のCMのような文字を浮かび上がらせるものがあります。
もっとも花火の種類や名前を知らなくても、花火鑑賞には全く問題はありませんが、一緒に花火大会に行った人との話題になることは間違いありませんよね。
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