梅雨真っただ中ですが、梅雨が明ければ本格的な夏の到来です。
本格的な夏が来てすぐは、体が慣れていないこともあり、連日の猛暑日、熱帯夜の影響で夏バテ気味になってしまう方も多いと聞きます。
そんな時は精の付く食べ物を食べると良いと言われていますが、夏の精の付く食べ物と言えば、やはりうなぎでしょう。
うなぎは、ビタミン・ミネラル類などの栄養も豊富で、夏バテだけでなく、疲労回復にも効果的と言われています。
もちろん味も美味しいですから、土用の丑の日だけじゃなく、夏の間は頻繁にうなぎを食べていたいものです。
最近ではスーパーに行けば、いつでも安いうなぎのかば焼きが売られていますので、思いついたらうなぎが食べられる環境が整っていると言えるのではないでしょうか。
しかし、高級なお店のうなぎと比べると安いうなぎは冷めてしまうと身がパサパサになったり、皮がゴムみたいになったりして、あまり美味しくありませんよね。
スーパーで買ってきたうなぎは当然、温めるわけですが、単純にレンジで温めただけでは、単純に温かくなるだけで食感や風味は戻ってきません。
そこで、どういう温め方をすれば安いうなぎが美味しくなるのか調べてみました。
うなぎを温める前のポイント
スーパーでパックに入って売られているうなぎを温める時に最も大切なのは、うなぎを水で洗うことなんだそうです。
うなぎを洗うと言われても、想像もつきませんが、これにはちゃんとした理由があるそうです。
パックに入って売られているうなぎは、見栄えを良くするためにタレがたっぷりかかっていますが、このタレには着色料や保存料がたっぷりで、これがうなぎの味を落とす原因になっているようです。
そこで、まずうなぎに着いたタレを水道の水で洗い流すことが重要なんです。
その後、料理酒を少々振りかけたら、魚焼きグリルもしくはフライパンで温めて、新たにタレをかければ美味しいうなぎの出来上がりです。
グリル&フライパンで簡単!うなぎの温め方
温めると言うとどうしてもレンジを思い浮かべますが、うなぎの場合はやはり火で温めた方が断然美味しくなります。
火を使って温める方法は魚焼きグリルかフライパンを使いますので、それぞれの温め方をご紹介します。
グリルの場合
水洗いして、料理酒を振ったうなぎをグリルに入れて、弱火~中火程度で、様子を見ながら3~5分程度焼きます。
両面焼きのグリルではない場合はうなぎを裏返して、身と皮の両面を焼きます。
フライパンの場合
フライパンにうなぎが入る大きさのアルミホイル舟形にして敷き、その下に水を入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にして水洗いして、料理酒を振ったうなぎをアルミホイルに置き、3分程度蒸し焼きにします。
まとめ
安いうなぎを美味しく温める方法は、他にもいくつかありますが、手間をかけずに簡単にできる方法としてはここでご紹介した方法で十分美味しくなります。
温める方法よりももっと大切なことは、余分なタレを丁寧に洗い流すことですので、その手間を惜しまないことが、安いうなぎを美味しく温める最大のポイントと言えるでしょう。
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