心地よい春の陽気を感じられる頃になると、気になりだすのが、ゴールデンウィーク(以下GW)のお出かけです。
でも、GWの宿の予約は、1月から始まっていて、思いついた時には、予約が取れないということもあります。
それでもせっかくの連休ですから、どこかに出かけたいと思うのが人情というものですが、そんな時は車中泊をしてみましょうとこの記事で、ご紹介しました。
車中泊の良いところは、高速道路のサービスエリアや道の駅などの駐車スペースさえ確保できれば、GWでも予約不要で遠出ができることです。
ちなみに高速道路のサービスエリアや道の駅での車中泊には、賛否両論あるようですが、周囲に迷惑をかけるような行為をしなければ、全く問題ありません。
その理由は、ドライバー用の施設の存在意義を考えれば、わかることですよね。
高速道路のサービスエリアや道の駅などの施設は、車の運転で疲れたドライバーが安心して、休憩できるように用意された施設で、その駐車スペースでは、ただ車を止めるだけではなく、仮眠を取ることも可能なわけです。
周囲に迷惑となるような行為、例えば駐車スペースを何日も占領したり、1台なのに2台分の駐車スペースを使ったり、駐車スペースでBBQをしたりといった非常識なことをしなければ、車中泊としての利用は正しい使い方と言えるのではないでしょうか。
ということで、GWにどこにも予約はできなかった方は、サービスエリアや道の駅での車中泊に出掛けることをおすすめするわけですが、車中泊をしたことが無い方は、何を用意すれば良いのか?わからないと思いますので、今回は車中泊に絶対必要な車中泊グッズをご紹介しておきます。
絶対用意しておきたい車中泊グッズ一覧
①車中泊マット(車中泊ベッド)
車中泊で最も重要なのは、寝る時です。
基本的に車のシートというのは、平らではありません。最近の車ではフルフラットになるタイプもありますが、それでも多少の凹凸があります。
それをなるべく平らにするのが車中泊マットの役割です。
車中泊マットには、数万円もする本格的なものから、数千円で買える簡易的なものまでありますが、初めは簡易的なもので十分です。
おすすめなのは、インフレータブルマットと言われるもので、自動で空気が入るので、空気を入れる必要がなく、収納もコンパクトなので、車中泊に最適です。
ただし、マットの厚みはものによって違いますので、薄いものだと凹凸を感じてしまう場合もあります。
そんな時は毛布やタオルケットで調節した上にマットを引くと軽減されます。
②毛布(タオルケット)
毛布もしくはタオルケットは、寒さ対策の他、いろいろな場面で活用しますので、最低でも人数分×2枚程度は必要です。
最近では、マイクロファイバーやフリースの毛布やひざ掛けが軽くて暖かいと人気です。
③シュラフ(寝袋)
夏の車中泊には、ほぼ必要ありませんが、春の車中泊の場合、地域によっては、夜冷え込む場所もありますので、シュラフはあった方が良いでしょう。
シュラフには、マミー型と封筒型というものがありますが、車中泊なら、より布団に近い封筒型シュラフがおすすめです。
④LEDランタン
車の中での照明として使うため、LEDランタンが必要です。
LEDランタンがあれば、車内での照明だけでなく、夜中にトイレに行く時などにも使えますので、大きいサイズのものと小さいサイズのものを用意しておくと便利です。
LEDランタンには、乾電池式とソーラー充電式の他、手回しで充電できる手動式などがありますが、最も安定しているのは、やはり乾電池式です。
他にもあると便利な車中泊グッズはいろいろありますが、簡単な車中泊ならこの4つあれば、十分楽しめると思いますよ。
車中泊の注意点
予約不要で自由気ままな旅ができるのが、車中泊の魅力ですが、何日も続けて車内で寝るのは、避けた方が良いです。
というのは、いくら寝られると言っても、布団で寝るのとは違い、疲れが完全に取れることありません。
筆者の経験から考えますと、車中泊で連泊できる日数は2日です。
2日以上の連泊は、疲れが蓄積されていきますので、安全運転という観点から見ても、2日が限度と考えておきましょう。
2日以上の旅になる場合は、3日目には24時間営業のスーパー銭湯やカプセルホテルを利用して疲れを取ることをおすすめします。
まとめ
車さえあれば、手軽に楽しめるが車中泊です。
あれやこれやとあまり深く考えずに、気分が乗ったからというような思いつきで、知らない町に出掛けてみるのもいいかもしれませんね。
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