気候が良くなると外の空気を楽しみたくなるのが人情というもの。
それが証拠に夏が近づくとホームセンター、スポーツ用品店のディスプレイはテントやバーベキュー(以下BBQ)用品などのアウトドア用品が所狭しと並んでいますよね。
アウトドアというものは往々にして準備が面倒なんで、ある程度、計画を立てておかないといけません。
しかし休日の朝、目が覚めたらとても良い天気だったりすると急にBBQでもしたいなあと思う時があります。
そんな時に用意しておくと便利なのが「使い捨てバーベキューコンロ」です。
使い捨てバーベキューコンロというのは、アルミの器に炭と着火剤が入っていて金網が付いているもので、価格は300円前後~1000円以内が相場です。
大きさはメーカーや種類によって多少の違いはありますが、だいたい縦25~30cm前後、横20~25cm前後、高さ5~8cm前後くらいの大きさです。
「インスタントバーベキューコンロ」と呼ばれることもあります。
使い方はとても簡単で、使い捨てバーベキューコンロを石やブロックなど、燃えないものの上に乗せて、着火シートや着火剤に火を点けて20分ほど待つと炭の火がおきるので、肉を乗せて焼くだけ。
普通のBBQと違って、かさばるBBQコンロや炭を持ち歩く必要がなく、ライターと食材さえあればいつでもどこでもBBQができるので、とても便利なアウトドア用品です。
ただし、使い捨てバーベキューコンロには、使い捨てバーベキューコンロならではの注意点がありますので、いくつかご紹介しておきます。
火力が弱い
比較的、簡単に火が着きますが火力自体は弱いですし、調節もできません。
したがって、火の通りが遅い食材(鶏肉、豚肉など)は避けた方が無難です。
燃焼時間が短い
商品説明には1時間半~2時間程度と書いてありますが、肉を焼く火力がある時間は30分程度です。
したがって、食材の分量は考えて用意する必要があります。
大人数用ではない
コンロ自体が小さいので、大人数でのBBQには向いていません。
使い捨てバーベキューコンロが使える具体的な人数は2人くらいまでです。
炭が粗悪品の場合がある
商品によっては炭が粗悪品なのか?ニオイが食材に移ってしまうことがあります。
これを防ぐにはいくつかのメーカーの商品を試してみるのが最も確実です。
ニオイは人によって感じ方が違いますので、口コミはアテになりません。
これらの注意点を頭にいれておけば、こんなはずじゃなかったということになりませんので、少人数で急なBBQをする場合には役に立つと思いますよ。
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