厳しい冬の寒さが和らいでくると人の心もウキウキしてくるものですが、春を最も感じられるイベントと言えば、花見ですよね。
会社などでは、新入社員の最初の大仕事と言われるくらい花見は重要なイベントで、有名な花見スポットでは、春の到来を楽しむ宴会が繰り広げられるのが、春の風物詩となっています。
大人数でワイワイ騒ぐ花見も良いですが「花見」という意味を純粋に捉えると、若干の違和感を感じてしまうという方も多いと思います。
純粋な花見というのは、文字通り、一斉に咲き乱れる桜の美しさを堪能することだと思いますし、春の風を感じながら、静かに桜を見上げることで、春の到来を実感できるのではないでしょうか。
そんな風に感じている方にとっては、有名な花見スポットは遠慮したくなるものですよね。
確かに有名な花見スポットには、多くの桜が満開になっている光景は目を見張るものがありますが、静かにゆっくり桜を堪能したい時には、ちょっと不向きかもしれません。
そうは言っても、桜の穴場なんて知らない…という方も多いと思いますので、今回は静かにゆっくり桜の花見ができる穴場スポットの探し方をご紹介します。
近隣の桜の穴場スポットの探し方
ご自分が住んでいる地域周辺の桜の穴場スポットを探すのに最も簡単なのは、ネットで検索してみることです。
検索する時のキーワードは「花見 穴場 ○○市(住んでいる市町村名)」や「桜 公園 ○○市(住んでいる市町村名)」で検索してみてください。
すると、近くに住んでいるのに全く知らなかった桜の名所などが、見つかる場合があります。
名所とまではいかなくても、人知れずひっそりと咲く桜がある場所が探せます。
もし、見つからなかった場合は、市町村名を県名まで広げることで、見つかる可能性が上がります。
この方法で探し当てた花見スポットは、可能であれば、桜が咲く前に下見に行っておくと良いと思います。
下見をする時のポイントは、その場所までの道のりや最寄駅、車で行く場合は駐車場はあるのか?桜の下にレジャーシートを広げて、飲食ができるのか?などがすべてわかります。
ただし、穴場スポットなので、夜間は入れないという場合もあり、夜桜が見られないということもありますし、ネットで検索して出てくる場所なので、桜が満開になる時にはにぎやかになる可能性もありますから、良い場所を見つけて、場所取りが可能であれば場所取りをしておくことも必要です。
花見の場所取りのコツ
有名スポットと違って、場所取り争いになるなんてことは滅多にありませんから、場所取りのコツと言っても、難しいことではありません。
- 早目に行く
- レジャーシートを敷く
- 名前を書いて貼っておく
- 大切ではない荷物を置く
これだけです。
ポイントとしては、レジャーシートが風で飛ばされないように、金属製ペグでしっかり止めておくことです。
プラスチックのペグでも可能ですが、地面が固い場合のことを考えて、金属製ペグがおすすめです。
物を置いただけでは、ちょっと強い風でもレジャーシートは舞い上がりますから、ペグで地面に固定してから、ペットボトルなどの重たい荷物を置くことがベストです。
静かに花見をしたい方のために、桜の穴場スポットの探し方をご紹介しましたが、筆者はこの方法で3ヶ所の穴場スポットを見つけて、毎年行っています。
ゆっくりと桜を満喫したい方は試してみてくださいね。
コメント