3月3日は女の子の節句、ひな祭りですよね。
ひな祭りというのは、女の子の健やか成長を祈って、雛人形を飾り、お祝いをするという日本古来の行事です。
女の子がいる多くのご家庭では、毎年、雛人形を飾るわけですが、意外と難しいのが、初節句の雛人形選びではないでしょうか。
特にマンションやアパートなどに住んでいる方などは、雛人形を置くスペースを考えてしまいますよね。
昔の大きな家なら、豪華な段飾りのお雛様でも飾れますが、マンションなどですとどうしても置くスペースが限られてしまいます。
筆者も以前、マンションタイプの公団住宅に住んでいた時に初節句を迎えることになったのですが、6畳、6畳、4.5畳の部屋に置くには、どんな雛人形にすれば良いのか?かなり迷いました。
当然、段飾りは置けませんので、お雛様とお内裏様だけの親王飾りの木目込み人形になりました。
そこで今回は、マンションで初節句を迎える方にコンパクトな木目込み人形についてのあれこれをご紹介します。
木目込み人形とは
雛人形には、多くの方がイメージするであろう「衣裳着人形」と「木目込み人形」というものがあります。
衣装着人形というのは、その名の通り、豪華絢爛な衣装と顔立ちが精巧に作られています。
木目込み人形というのは、木で作られた胴体に切れ目が入っていて、その切れ目に衣装の端が埋め込まれているもので、顔も手書きの場合が多いです。
木目込み人形は、顔が手書きでかわいらしく、小さめサイズなものが多いので、飾るスペースが限られているマンション住まいの方にも人気があります。
木目込み人形の種類やサイズ
木目込み人形は、親王飾りで小さめのものが多いのですが、飾るスタイルにはガラスケースに入った「ケース飾り」と台座にお雛様を飾る「平飾り」の2種類があります。
サイズはどちらもコンパクトで、横30~50cm、高さ30~50cm、奥行き20~40cmくらいのものが一般的なので、棚やテーブル、出窓など、ちょっとしたスペースさえあれば、どこでも飾ることができます。
価格は2万円台から数十万円台までと幅広くありますので、予算に応じて選ぶことができます。
ケース飾りの一例
その他のケース飾りはこちらをご確認ください。
その他の平飾りはこちらをご覧ください。
マンション住まいで雛人形を選ぶ時はどうしても飾ることにフォーカスしがちですが、実はそれよりも重要なのは保管することなのです。
飾る時は多少、大きくても一定期間だけ我慢すれば良いわけですが、保管となりますとその分の収納スペースが必要になったり、人形の手入れも考えなくてはいけません。
その点でも、木目込み人形はコンパクトに収まりますし、手入れも簡単なので、保管時に困ることもありません。
マンション住まいで、初節句の雛人形選びに迷っているなら、木目込み人形のお雛様を選ぶのが賢明なのではないでしょうか。
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